高校野球沖縄県大会は浦添商vs沖縄尚学の決勝戦が行われ、浦添商が8-5で勝利し甲子園出場を決めた。浦添商の先発は照屋光投手、昨日の準決勝では延長14回を宮里投手と交互に登板するなどスタミナを消耗しての登板で2回までに4失点と本来の調子ではなく5回に1失点したところで降板した。しかし代わった宮里泰悠投手が気迫の投球でその後無失点に抑えるとチームも逆転し、甲子園への出場を決めた。
照屋光投手は3回戦の普天間戦で151kmを記録、準決勝の前原戦でも146kmの速球で粘りの投球を見せた。センバツ大会では藤浪晋太郎投手、大谷翔平投手が150km以上をマークしたが、夏の甲子園は150kmを記録する投手が何人出てくるのだろう、楽しみだ。
全国高校野球選手権沖縄大会は15日、決勝が行われ、浦添商が沖縄尚学に8―5で勝ち、4年ぶり4度目の夏の甲子園出場を決めた。浦添商は序盤から先行されたが、3度同点に追い付く粘りを見せた。5―5の8回に3点を奪って勝ち越し、7年ぶりの代表を狙った沖縄尚学を振り切った。浦添商は3度リードを許す苦しい展開を乗り越え、全国一番乗りで甲子園への切符を手にした。宮良監督は「『リードされても諦めるな』と言い続けてきた。実践してくれて感無量」と晴れやかな表情だった。
6回に3回目の同点に追い付き、5―5で迎えた8回。4番呉屋の二塁打などで1死満塁とし、失策と野選で3点を勝ち越した。投げては五回途中から登板したエース宮里が、帽子が飛ぶほど気迫あふれる投球を披露。相手打線を1安打に抑え、勝利を引き寄せた。宮里は「点を取ってくれると信じていた」と笑顔。監督は「甲子園では4強以上を目指す」と目標を口にした。
浦添商が沖縄尚学を逆転で破り、4年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。再三相手にリードを奪われながら、粘り強く同点に追いつき、8回裏、1死満塁で相手の守備が乱れ、2点をあげ逆転。さらにスクイズで1点を加え勝利を決めた。第1シードを破り「まさかこんな結果になるとは。最後の最後によく頑張った。私は何もしていない。子どもたちの力で勝ち取った優勝です」と就任2年目で甲子園を決めた宮良高雅監督(43)は選手の粘りに驚いていた。。
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