社会人野球日本選手権では、日本生命が石伊雄太選手のホームランや、山田健太選手の先制2点タイムリーなどで5−3で東京ガスに勝利し、準々決勝に駒を進めた。
力強いホームラン
この日は2回、ノーアウト2,3塁の場面で山田健太選手がレフト前に2点タイムリーヒットを打った。「前の試合はつながらなかったので、今日こそはと思っていた」と話した。
さらに1アウト3塁となった所で、石伊雄太捕手が豪快にレフトスタンドに2ランホームランを放った。「入ったという感覚はなかった。ベンチが盛り上がっていたので」と話した。
共に昨年のドラフト会議では、大学4年生としてプロ志望届を提出したものの、指名漏れとなった。石伊選手は少年野球時代に尾鷲野球少年団でプレーしていたが、1学年上に阪神・湯浅京己投手が、1学年下に西武からドラフト2位で指名された大商大の上田大河投手がいた。「自分も来年、絶対行こうという刺激になります」と話した。
石伊選手はしっかりとスタンドに運べるスイングでのホームランを見せ、強打の捕手としての実力を見せた。大学時代は打撃が課題とされていたが、スカウトの印象にも残るホームランになったのではないかと思う。
山田選手も「社会人は余裕だと思えるピッチャーがいないので、1打席1打席必死です。その中で楽しんで野球をやれていると思います」と話し、来年のプロ入りに向けてアピールを続けていく。

2024年ドラフト候補一覧
2024年のドラフト候補選手一覧です。(評価は選手掲載時のもので、最新の評価は選手のページをごらんください)
2024年度-社会人のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

日本生命、3大会ぶり8強!!昨秋ドラフト漏れの山田&石伊が殊勲打 - スポニチ Sponichi Annex 野球
2回戦3試合が行われ、ベスト8が出そろった。日本生命は2回の集中打で主導権を握り、東京ガスの反撃を振り切って5―3で勝利。JFE西日本は西部ガスとの接戦を3―1で制し、大阪ガスは日本通運を4―1で下して、それぞれ準々決勝へ駒を進めた。

日本生命が3大会ぶり8強進出 来秋ドラフト候補の山田健太と石伊雄太がそろって2打点 - スポニチ Sponichi Annex 野球
日本生命が準優勝した19年以来、3大会ぶりの8強進出を果たした。昨年の2回戦で完封負けを喫し、今年のJABA長野大会でも敗れていた東京ガスに雪辱した。
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