北海の147キロ右腕・岡田彗斗投手が日本製鉄室蘭シャークス入り

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北海高校で147キロの速球を投げ、熊谷陽輝投手と共に注目された岡田彗斗投手が、地元の社会人チームから3年後のプロ入りを目指す。

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3年後

岡田彗斗投手は今年に入り、最速147キロの速球を投げるようになると、エースの熊谷投手が投手として不調だった間にエースとしてチームを支えた。

プロのスカウトも注目する投手となったが、夏は思うような投球はできておらず、プロ志望届けを出さずに地元の社会人チーム・日本製鉄室蘭シャークスに進む事を決めた。「体もまだ未熟ですし、高いレベルに通用する体づくりをしていって、その中で自分の武器のストレートを磨きたい。やっぱり150キロに届くぐらい平均球速も含めて高くして、都市対抗に導けるピッチングをして、そこでプロに目を掛けてもらえるように頑張っていきたい」と話した。

背番号も16に決定し、チームも岡田投手に大きな期待をしている事を伺わせる。名門だった新日鉄室蘭だが、一時は鉄鋼不況により休部されることとなったものの、クラブチームとして新たに発足すると、2018年には再び企業チームとなり、日本製鉄室蘭シャークスとして戦いをしている。

北海道ではJR北海道がクラブチームとなっているが、北海道ガスが発足すると、航空自衛隊千歳などと全国の舞台をかけた厳しい戦いをしている。北海道日本ハムも地元球団として定着し、大谷翔平選手などで盛り上がりを見せると、ここ数年は北海道出身のドラフト1位指名選手が出ており、大学、社会人からも北海道出身の選手がドラフト会議で指名され、道内にも独立リーグが誕生するなど、野球の熱が高まってきている。

温暖化で春から秋まで暑い季節となった日本で、北海道は冬は厳しいものの、野球をするのに適した気候になりつつあり、今後もさらに素晴らしい野球選手が出てくるのではないかと思う。

今年春の岡田投手の投球は素晴らしく、3年後にプロ入りを狙える選手だと思う。2年目となる2025年には都市対抗や日本選手権でその投球を見せて、2026年のドラフト候補として注目される投手になって欲しい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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