セガサミー・荘司宏太投手が３試合連続でリリーフ好投、日本ハムスカウト「左腕で腕が振れる」

東京スポニチ大会ではセガサミーが日本新薬に延長10回の末、4-2で勝利し3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。荘司宏太投手が3試合連続で最後を締めた。

3連勝

セガサミーはこの日、2-2のまま延長10回タイブレークに突入すると、表の攻撃で2点を奪った。そしてその裏、これまで2試合にリリーフで登板していた荘司宏太投手が登板して無失点に抑えた。

2点をリードしたタイブレーク、ノーアウト1,2塁で登板した荘司投手は、「びびってましたが、ことしは後ろを任されているので、絶対に抑えようと思った」と話し、相手の送りバント失敗と空振り三振の後、四球で満塁としたものの最後はセカンドゴロに仕留めた。ストレートとチェンジアップのコンビネーションが冴えた。

荘司投手は今大会、初戦の東海理化戦で1回ノーヒット1奪三振無失点、2戦目の日本製鉄鹿島戦では最後の1/3イニングを投げて1四球1奪三振無失点、そしてこの日も1回1四球1奪三振無失点と、3試合連続で最後の場面で登板し、2回1/3をノーヒット3奪三振2四球で無失点と抑えている。

春先のオープン戦からプロのスカウトの評価の声が聞かれているが、この日も視察した北海道日本ハムの坂本スカウトが「左で思い切り腕が振れるのがいい」と評価した。

これでセガサミーは3連勝で決勝戦に進出が決定した。荘司投手は「この勝ちパターンで準決勝も決勝も勝ちたい」と話し、優勝することを誓った。