DeNAドラフト5位・NTT西日本の成瀬脩人選手、社会人最終戦で痛恨の決勝エラー「日本一で終わりたかった」

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社会人野球日本選手権は11日、準決勝が行われ、NTT西日本が日本生命との近畿勢対決に5-6で敗れ、悲願の初優勝はならなかった。今秋ドラフト会議でDeNAから5位指名を受けた成瀬脩人(しゅうと)内野手(24)が、8回に決勝点となる痛恨の適時失策。社会人最後の大会は、悔し涙の幕切れとなった。

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8回2死、遊撃後方への飛球を落球

あと一歩だった。5-5で迎えた8回2死二塁。日本生命の打球は、遊撃手成瀬脩人選手の後方へふらふらと上がった。背走しながらグラブに当てたものの、無情にもボールはグラウンドに転々。この間に二塁走者が生還し、これが決勝点となった。

「ちょっと後ろが気になったのがもったいなかった。はじめから自分がいっていれば全然捕れたボールだった」と、成瀬選手は痛恨のプレーを悔やんだ。

準々決勝のヒーローから一転「悔しいです」

9日の準々決勝では、延長13回にサヨナラ犠飛を放ち、20年ぶりの4強進出を決めるヒーローとなった。その際、「いつも助けてもらってばかりだったので」と涙を流した成瀬選手。この日も「7番」から「2番」に打順を上げ、7回にヒットでチャンスを広げ、藤井選手の2点タイムリーで同点のホームを踏んでいた。

しかし、最後は自らのエラーで社会人野球に幕を下ろす形となり、「このチームで日本一になって終わりたかった。悔しい気持ちでいっぱいです」と、試合後は肩を落とした。

DeNA5位指名、プロの舞台で

東海大菅生高校時代、1学年先輩だった中日・田中幹也選手を「いいお手本でした」と語る遊撃手。同じプロの舞台で競い合うことになる。

「社会人に入ってからやってきたことは出せたんじゃないかなと思うんですけど、打撃のところだったりまだまだ甘さがある。すべての面で技術がレベルアップするように」と、悔しさを胸に、プロの世界での飛躍を誓った。

成瀬 脩人 プロフィール

  • 氏名:成瀬 脩人(なるせ しゅうと)
  • 所属:NTT西日本
  • 出身:東海大学菅生高校 – 東海大学
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:176cm・76kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト5位(DeNA)。軽快な守備が魅力の遊撃手。日本選手権準々決勝でサヨナラ犠飛、準決勝では決勝失策と、社会人最後の大会で悔しさを味わった。
2025年度-社会人内野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/12/kiji/20251112s00001003006000c.html

httpss://www.chunichi.co.jp/article/1162705

httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511110001011.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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