【大学野球】休部決定のパナソニックに進む亜大・本田峻也投手、「1年目からドラフト対象」前向きに

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東都大学リーグ・亜細亜大で、技巧派左腕として登板していた・本田峻也投手(4年・東海大菅生)は、内定していたパナソニック野球部が2026年シーズンをもって休部することを発表した。しかし、1年目からドラフト指名対象になることを前向きに捉え、そして名門のラストイヤーに恩返しを誓った。

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怪我に泣いた大学4年間、最後に掴んだ自信

本田峻也投手は、東海大菅生高校時代に、1年後輩に鈴木泰成投手がいる中で、安定感抜群の主戦左腕として投げ、春夏の甲子園に出場を果たした。亜細亜大に進むと、1年春に4試合登板をするなど期待をされたが、2年冬に左肩腱板を故障。そこから長いリハビリ生活を余儀なくされ、大学通算登板数はわずか11試合、リーグ戦で未勝利に終わった。

それでも、大学4年の1年間は怪我なく完走することができた。「ケガを気にせず腕を振ることができて、自信がついた」(スポニチ)と話し、社会人野球の名門・パナソニックに入部し、復活に自信を持っていた。

名門休部の衝撃も「前向き」に、1年目から勝負

しかし、そのパナソニックが2026年限りでの活動休止を発表した。「入社を決める前から休部するかもしれないという話は聞いていました。結果は残念ですけど」(スポニチ)と、内定前にその事を聞いていた事を明らかにした。

それでも、「1年目からドラフト対象の年だったり、声のかからなかった社会人チームから声がかかるかもしれない」(スポニチ)と話し、長い歴史を持つ名門野球部のラストイヤーで全力投球をし、そして「自分はパナソニックに拾ってもらった側。出身者としてプロに行くのが一番の恩返し」と、プロ入りによってその恩を返すと話した。

大学卒で社会人野球のチームに進んだ選手は、ドラフト指名解禁は2年目からとなるが、そのチームが休部することになれば、その条件は無くなり、その年のドラフト会議で指名対象となる。また選手は、それぞれ移籍先を探して行くことになる。本田投手は来年1年間でしっかりと結果を残し、名門野球も最後を彩りたい。そして、プロ、または次のチームで投げるための道を自ら拓きたい。

本田峻也 プロフィール

  • 氏名: 本田 峻也(ほんだ・しゅんや)
  • 所属: 亜細亜大学(4年) → パナソニック(内定)
  • 出身: 石川県(東海大菅生高校卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 身長・体重: 178cm、78kg
  • 主な特徴や実績: キレのある直球と変化球を操る技巧派左腕。高校時代に甲子園出場。大学では怪我に苦しんだが、4年時に復活。憧れは山本昌氏。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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