社会人野球の名門・ENEOSに所属する最速150キロ左腕・阿部雄大投手(25)が、台湾プロ野球(CPBL)の富邦ガーディアンズに移籍することが分かった。酒田南高校からENEOSに入社し、ドラフト指名解禁の2022年年から毎年ドラフト会議で注目されており、6年目の昨秋のドラフト会議でも指名漏れを経験したが、スカウトから名前が挙げられていた。
台湾経由でのNPB入り再挑戦、チームも後押し
阿部雄大投手は、オリックス・吉田輝星投手や中日・根尾昂投手らと同じ「根尾世代」の25歳。毎年ドラフト候補として名前が上がる150キロ左腕で、昨秋のドラフトでも複数球団から調査書が届いたものの、指名には至らなかった。
年齢的に大学卒で2年目の世代もプロ入りし、一つの区切りをつけた格好となる。しかし、NPB入りを諦めたのではなく、台湾プロ野球で活躍をし、逆輸入でのNPB入りを見据えての意味合いが強いという。ENEOSの大久保秀昭チームディレクターは自身のXで「夢はNPBだが可能性を広げて新しい挑戦です。ENEOSファミリーは夢の応援をする考えで一致してます(スポニチ)。」と投稿し、阿部投手の夢に向けて、チームを挙げて新たな挑戦を後押しする姿勢を示した。
10者連続三振の奪三振能力、恩師も太鼓判
阿部投手の最大の武器は、最速150キロの直球とスプリットのコンビネーションだ。2024年夏のオープン戦では、環太平洋大を相手に初回先頭から4回先頭まで「10者連続奪三振」という離れ業を演じた実績もある。
昨シーズンも、都市対抗西関東予選の第1代表決定戦の東芝戦で先発し、8回1/3を5安打5奪三振無失点に抑えて本戦出場の立役者となると、本戦でもJR西日本戦で宣阿p津市、5回を3安打8奪三振1失点に押さえて勝利した。日本選手権の関東代表決定戦となる日本製鉄鹿島戦では先発し敗れたものの、強豪ENEOSの先発として十分な役割を果たした。
入社2年目から監督として指導してきた大久保TDも「社会人の一線級の投手と比較しても、遜色ないレベルに完成しつつあるし、もっと伸びそうな要素も十分ある(スポーツ報知)。」と、そのポテンシャルを高く評価している。もう既に社会人野球でアピールできる事は無いのかもしれない。舞台を変えて台湾プロ野球でその力を証明し、NBPをアピールするのは良いことだと思う。
アメリカの大学でプレーする選手、アジアや欧州の野球リーグでプレーする選手など、アマチュア野球選手が海外でプレーする機会が多くなった。阿部投手が台湾プロ野球で活躍し、台湾プロ野球選手のドラフト会議指名を見たい。
阿部雄大 プロフィール
- 氏名: 阿部 雄大(あべ・ゆうだい)
- 所属: ENEOS(25歳) → 富邦ガーディアンズ(CPBL)
- 出身: 山形県(酒田南高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投左打
- 身長・体重: 183cm、83kg
- 主な特徴や実績: 最速150キロの直球とスプリットで三振を奪う本格派左腕。オープン戦で10者連続奪三振を記録。目標はNPB入り。








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