東芝が2月14日、愛媛・松山市内で今季初実戦となる松山フェニックスとの試合を行った。先発のマウンドに上がったのは、この日が24歳の誕生日だった3年目右腕・浅野駿吾投手。3回を投げて2安打無失点と好投し、自らのバースデーを白星発進で飾るとともに、「今年は先発で長いイニングを」と飛躍を誓った。
寒空の松山で3回零封、課題は「直球の精度」
浅野駿吾投手は遠軽高校出身で捕手と投手の二刀流でプレーし、140キロをこす速球が注目されていた。名門・東北福祉大に入学すると投手として投げていたが、リリーフでそれほど機会も多くなかった。それでも社会人の名門・東芝入りすると、1年目は登板機会は少なかったが、昨年はリリーフとして都市対抗本戦でも登板した。そして秋には先発も経験し、三菱重工Eastと6回6安打5奪三振2失点と好投を見せていた。
この日は先発をすると、立ち上がりから安定し、初回をわずか12球で3者凡退に抑えると、3回には得点圏に走者を背負いながらも後続を断ち、無失点で切り抜けた。「思っていたより、バッターと勝負できましたし、スライダーはまとまっていた(スポニチ)。」と手応えを口にした。
一方で、48球を要した内容には「真っすぐの精度が良くなくて、ムダなボールが多かった(スポニチ)。」と反省も忘れない。持ち味であるベース板での強さを取り戻し、次回登板での修正を目指す。
元プロ・宮川哲ら新戦力加入、中島も復活
東芝は投手陣を強化し、競争が激化している。東芝でエースとして活躍し、西武、ヤクルトでプレーした宮川哲投手が復帰、さらに慶応大のエース・外丸東眞投手、駒澤大の実力投手・仲村竜投手ら即戦力が加入。さらにこの日は、トミー・ジョン手術を乗り越えた2年目の中島黛我投手も入社後初登板を果たした。
激しい競争の中で、3年目の浅野投手は「いかに最少失点に抑えられるか。ピッチャー全体として取り組んでいきたい(スポニチ)。」と話し、競争の中で先発の枠を勝ち取ると共に、2010年以来となる都市対抗優勝を目指す。
浅野駿吾 プロフィール
- 氏名: 浅野 駿吾(あさの・しゅんご)
- 所属: 東芝(24歳)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打






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