社会人野球のヤマハ(浜松市)が静岡市の草薙球場で今季初の対外試合を行い、プロ野球ファーム・リーグのハヤテに12-0で快勝した。この試合では、2年目の大型捕手・清水智裕選手(23=中部大)が「6番・捕手」でスタメン出場すると、2打席連続の適時二塁打を含む3安打2打点の大暴れ。昨年の日本一捕手・大本拓海選手(28)が君臨する正捕手の座を奪うべく、強烈なスタートダッシュを決めた。
ミスをバットで帳消し、「打てる捕手」の本領発揮
清水智裕選手は中部大時代に、ドラフト1位でヤクルトに指名された中村優斗投手など、愛知大学リーグの居並ぶエースを打ち崩した事もあり、打撃の良い捕手として侍ジャパン大学代表候補として合宿にも招集されていた。今年はヤマハに進んで2年目となり、ドラフト指名が解禁となる。
その清水選手は、ミスを引きずらない精神力と打撃でアピールした。2回表の守備で捕邪飛を落球するミスを犯したが、直後の攻撃で無死一塁から左中間へ先制の適時二塁打を放ち、汚名返上。さらに3回にも右翼線へ適時二塁打を運び、「切り替えることはできたかな(スポーツ報知)。」と胸を張った。
左腕の沢山優介投手を巧みにリードし、5回を4安打無四球6奪三振で無失点、5回に盗塁を刺すなど強肩を披露。「長打力が武器」と公言する181cm95kgの大型捕手が、攻守で存在感を見せつけた。
不動の正捕手・大本に挑戦状、「勝負できるように」
清水選手はイニング間の二塁送球で、あまり強い投球をしない事もあり、アピールの面で見ている人を少し不安にさせる所もある。それでも、この日は肩でも良い所を見せたということで、強打の捕手として注目があつまりそうだ。
ヤマハは昨年、都市対抗4強、日本選手権優勝をしている。大黒柱として大本拓海捕手が、社会人屈指の実績を残す。清水選手にとって高い壁だが、「キャッチング、配球、すべてを参考にしています(スポーツ報知)。」とリスペクトしつつも、「勝負できるようにやっていきたい(日刊スポーツ)。」とポジションを奪う事を目指す。
大学卒2年目、ドラフト指名が解禁される清水捕手、「今年は大事な年」と話し、「まずは都市対抗の予選で使ってもらえるように」と、信頼を勝ち取ってプロ入りに向けたアピールをしていく。
清水智裕 プロフィール
- 氏名: 清水 智裕(しみず・ともひろ)
- 所属: ヤマハ(23歳・入社2年目)
- 出身: (中部大学卒)
- ポジション: 捕手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 181cm、95kg
- 主な特徴や実績: 大学時代から注目の「打てる捕手」。長打力と強肩が魅力。目標はプロ入り。









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