153キロ右腕・高須大雅投手がヤマハで初登板、WBCブラジル代表の沢山投手に刺激

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昨年のドラフト会議で、明治大の153キロ右腕としてドラフト上位候補と注目されながら、度重なる故障により4年時でのアピールができずに指名漏れした高須大雅投手が、ヤマハで再スタートの1イニングを投げた。

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高校時から注目右腕は大学で度重なる故障を経験

静岡高校時から190cm右腕として注目されていた高須大雅投手、明治大に進学すると、3年春には先発の枠を掴み取り、3勝1敗の成績を挙げた。長身から投げ下ろす150キロをこす速球に視線が集まり、翌年のドラフト候補として評価を高めていた。

しかし、その秋に右肘を痛めてしまうと、昨春は1勝2敗と復活の手応えを掴みかけてあものの、ドラフト直前の4年秋のリーグ戦直前に右肩の肉離れにより離脱、登板が無く大学野球を終えた。ドラフト会議でもプロ志望届を提出したものの指名は無かった。

声がかかったのは地元のヤマハだった。日本選手権で全国制覇をしたチームの一員として、再びプロ入りに挑戦することを決意した。昨秋の故障も治り、順調に春を過ごす中で、この日の龍谷大とのオープン戦で8回に4番手として対外試合初登板をすると、1回を投げて1安打2四球とランナーを出したものの、2つの三振を奪って無失点に抑えた。23球のうち21球がストレートという投球に「ここまで順調に来ていたし、楽しみにしていました。まずは野球が全力でできることが楽しい。投げる喜びを感じながら、良い球が投げられました(スポニチ)」と話した。

ブラジル代表のライバルに刺激

チームに合流すると、高校時代に静岡で戦っていたライバルがいた。中でも沢山優介投手は、掛川西の187cm左腕として共に注目されていた投手で、プロ入りを目指して高校からすぐにヤマハへと進んだ。高須投手から1年早い2024年にドラフト指名解禁となりプロも注目をしているが、2024年、2025年とドラフト会議で指名は無かった。

その沢山投手は、ブラジルに縁があることから、ブラジル代表としてWBCに出場をしており、現在開催中のWBCでもイタリア戦で先発すると、角度のある140キロ後半のストレートと、代名詞でもある縦に鋭く曲がるスプリットで、4回2安打3奪三振無失点の好投を見せる。そのイタリア代表が、1次ラウンドで12本塁打40安打の猛打を見せると、アメリカ代表を破るなど快進撃をする中で、沢山投手の投球が注目された。そして沢山投手はイギリス戦でも4回2安打3奪三振無失点の好投でを見せ、1次ラウンドで敗れたものの、その投球は世界にインパクトを残した。

高須投手は沢山投手について、「一番刺激になったし、自分のトップチームに入って投げたい」とWBCで登板することを心に決める。高校時代に刺激しあったライバルから、再び刺激をもらった。

ドラフト指名なるか

WBCの戦いを終えた沢山投手が、戻って来る事になる。そして高須投手もこれから球数を増やしていく。申原監督は「強いボールを投げていただけで十分です。期待しかない」と話し、九谷コーチも「伸びしろしかないですけど、次は30〜40球。焦らずやっていきます」とプランを示した。

2年間指名漏れをした沢山投手も、WBCの投球で印象は良くなっている。あとは良い状態を1年間続けられるかどうかが、秋のドラフト会議での指名のポイントとなる。今年のドラフト会議で沢山投手が、そして来年には高須投手が続いて、将来、WBCの舞台で静岡の長身投手が投げ合うようなそんな場面を目にしたい。

ヤマハのドラフト実績・チーム情報 | ドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

ヤマハ・高須、覚醒へ第一歩 ー スポーツニッポン静岡版紙面を参照

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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