関西学院大が優勝、宇都宮健太投手が3安打完封、2015年ドラフト候補へ

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 近畿大が選手の不祥事により出場辞退という衝撃からスタートした関西学生リーグの秋季リーグは、関西学院大が2季ぶりの優勝を果たした。

 この日は関西大と対戦し、2年生でエースの宇都宮健太投手が登板すると、9回3安打10奪三振で完封し4-0で勝利した。宇都宮投手は香川西出身の176cmの右腕で球速は最速144km/hだが、これまでリーグ戦でも1安打完封など相手にヒットを許さず二桁奪三振も多い。14日の立命大戦でも3安打11奪三振で完封している。

 関西大学野球選手権で勝ち上がって明治神宮大会でこのような投球ができれば、再来年のドラフト候補として認識されてくるだろう。大きなチャンスだ。

関学大2季ぶりV!宇都宮が3安打完封  - デイリースポーツ:2013/10/17

 176センチ、66キロと細身ながら、直球と変化球のコンビネーションを武器に春のリーグ戦6勝。今季も投手陣の柱となった。14日の立命大戦に続き中1日の登板で3安打完封。「疲れがないと言えばうそになるが、いい部分を出そうと思って投げた」と冷静だった。

 今季初戦、降雨ノーゲームとなった9月7日の同大1回戦で左ふくらはぎを肉離れ。しかし驚異の回復で、雨天順延のため同22日まで延びた同大3回戦に復活登板し、完封した。この日を含め今季3完封。コーチを経て昨年12月に就任した竹内利行監督(63)は「4年生の永島を含め投手陣がよく頑張った」とたたえた。

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