阪神スカウト、大正大の190cm右腕の1年生・田中寛人投手を密着マークへ

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 東都大学リーグは2部3部入れ替え戦が行われ、2部6位の東農大が3部1位の大正大を延長12回の戦いの末に勝利し、2部残留に王手をかけた。しかしプロのスカウトの目を引いたのは大正大の1年生投手だった。

190cm右腕

 大正大の先発は与野高校出身の1年生で、190cmから143km/hの速球を投げる田中寛人投手だった。この日は6回を投げて6安打を許したものの、阪神がドラフト3位指名した東農大・陽川尚将選手を第1打席は内野ゴロ、第2打席も内野フライに打ち取るなど、6回6安打5奪三振3四死球で2失点に抑えた。

 陽川選手にはインコースのストレートで勝負を挑み打ち取った。陽川選手を視察にきていた阪神・中尾スカウトはこの投球を見て、「初めて見たけど驚いた。これからしっかり見てみたいね」と話し、今後マークをしていく模様だ。

3部リーグ

 東都の3部リーグ戦は、地方の大学リーグでは当たり前の事なのだが、各大学のグラウンドで持ち回りで行われる。2部リーグはほとんどが神宮第2球場で行われ、プレーする環境もそうだが、視察をする環境も大きく違ってくるため注目度がかなり違う。また関東には多くの高校、大学のチームがあり、関東の担当スカウトの目に留まるのはこのように注目選手と対戦して、たまたま目が留まったとかそういう形になってしまう。

 大正大の田中寛人投手がよりプロに注目されるためには、大学4年までに最低でも2部に昇格したい。

虎スカウト、大正大1年生投手を絶賛! - サンケイスポーツ:2013/11/12

 東都大学リーグ2、3部入れ替え戦(11日、東農大4-2大正大=延長十二回、神宮)無名の1年生が東農大・陽川を苦しめた。大正大の先発、田中寛人投手(1年)=埼玉・与野高=が6回6安打2失点(自責1)と好投。1メートル90の長身から力のある直球を投げ込み、阪神・中尾スカウトが絶賛。「初めて見たけど驚いた。これからしっかり見てみたいね」と、密着マークを決めた。陽川を一回二死二塁で遊ゴロ、三回二死三塁で遊飛。いずれもピンチで内角の直球勝負。球速表示がなかったが、同スカウトは「140キロ以上は明らかに出ている」と話した。

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