関西学生リーグでは、来年のドラフト上位候補、立命館大の桜井俊貴投手が近畿大を完封し、秋も好スタートを切った。
好調維持
立命館大の桜井俊貴投手は、春のリーグ戦で6勝0敗の結果を残して大学を優勝に導いたが、驚くのはその球数で、11試合を投げて1439球を投げている。これは2番目に投げている選手より500球くらい多く投げておりダントツだ。
しかし大学野球選手権でも疲れを見せず、奈良学園大戦では150球を投げ、9回9安打3四球も6奪三振で完封し、桜井投手のスタイルで完封をした。
秋はその疲れもあるかと思ったが、この日は近畿大を相手に9回7安打5奪三振2四球、128球を投げての完投勝利だった。ヒットは許すものの、粘りのピッチングが持ち味の投手。しかし変化球などの軟投派投手ではなく、大きなフォームから伸びるストレートを投げる。
来年のドラフト上位候補となりそうだが、やはりこれだけ球数を投げると故障の怖さもある。ケアは十分に行ってほしい。
コメント