東都2部が一足先に開幕、東洋大は1年生・飯田晴海投手が開幕白星

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 東都大学リーグは2部が今年から神宮第2球場ではなく、土日に各大学のグラウンドをホーム&アウエー方式で試合を行う形となり、1部より一足先に開幕した。東洋大は昨年の常総学院のエース・飯田晴海投手が7回からリリーフ登板すると3回を1安打無失点に抑えて初勝利を上げた。

大学初勝利

 藤岡貴裕投手や大場翔太投手を擁して東都リーグに君臨した東洋大はさすがに選手層が厚く、専修大も毎年強力な補強を続けている実力校だ。この日は東洋大が鈴木直志投手、専修大が146km/hを投げるエースの池田駿投手の先発だったが、6回に専修大が先制し鈴木投手は降板する。7回から東洋大は1年生の飯田晴海投手をマウンドに送ると、甲子園や18Uで見せた抜群の制球力とカットボールで3回を1安打2奪三振で無失点に抑え、8回に東洋大が4点を奪って逆転して飯田投手に初勝利を手にした。

 飯田投手は昨年夏の甲子園で北照を完封すると、仙台育英戦、福井商戦で1失点完投、準決勝の前橋育英戦では8回まで無失点と好投したものの9回に2失点して同点に追いつかれて降板、チームはサヨナラで敗れ決勝進出はならなかった。しかしこの好投で18Uの高校日本代表入りすると、1次ラウンドのメキシコ戦では7回コールド4安打で完封した。2次ラウンドのアメリカ戦では3回を投げて6安打1失点で、大学で磨いてからプロ入りすることを決意し東洋大入りした。

 飯田投手は「もっとベースの端からボールに落としたい」とさらに制球力を高めたいと、勝利よりも課題を挙げていた。しかし、大学でも持ち前の投球を見せた。まずはチームを1部に昇格させる事から始める。

 専修大の池田投手は7回2/3を投げて9三振を奪い7回まで無失点の好投を見せたが、8回にヒットと四球から失点し5安打5四死球自責点1でマウンドを降りた。小柄ながら146km/hを投げる左腕投手でドラフト候補の一人。

 

 東洋大は常総学院(茨城)出身の1年生右腕・飯田が、開幕戦で大学初勝利を挙げた。

 7回から3番手で登板し3回1安打無失点。「準備はしていた。チームの皆さんのおかげで何とか抑えられた」と振り返った。2部リーグの会場は神宮第2球場ではなく、今春から各校の持ち回りで行われる「ホーム&ビジター」方式。自校グラウンドで逆転勝利を収めた高橋昭雄監督は「朝に食べた赤飯効果だよ」とおどけていた。

東洋大飯田、初陣白星 - ニッカンスポーツ紙面:2014/4/6

 

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