国学院大に救世主、3度ケガの平部隆投手が4年生で初勝利

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 東都大学リーグの国学院大vs拓殖大の対戦は、国学院大の4年生・平部隆投手が7回を6安打4奪三振2四死球で無失点に抑えて勝利、4年生にして初勝利を飾った。

3度のケガ

 平部隆投手は千葉商大付出身の183cmの長身投手で、スリークーターから140km/h前後のストレートを投げる。成長を期待されていたものの大学入学後、3度の右肘のケガで勝ち星どころか1試合1イニングしか登板できていなかった。

 この春も「春に肘を痛めて、なかなか本調子になってこなかった」と話し肘の調子は良くなかったが、先日の中大戦では敗戦投手になったものの、大学初先発をして4回を4安打1失点と好投し、この日の粘りのピッチングにつながった。平部投手は「ランナーが出ても粘れた。4年目でやっと実を結んだ」と話した。

 チームの期待度は高い。昨年までエース・杉浦稔大投手(東京ヤクルト:2013年ドラフト1位)がつけていたエース番号18を譲り受け、今季にかける思いは強かった。平部投手はこの1勝を足がかりに「いつか杉浦さんを超えたい」と話す。まだ遅くない。これからしっかり投げていければ、プロへ道はまだ続いている。

 

国学大が勝ち点

 国学院大はエースの杉浦稔大投手が抜け、エース不在の状態でリーグ戦に突入し中大とのカードでは2連敗で勝ち点を落とした。入部した1年生の小又圭甫投手や庄司端投手などに期待しなければならないかと思われたが、中央大で4年生の田中大輝投手と平部隆投手が好投し光明も見え始めていた

 そして迎えた拓大との初戦、田中大輝投手は5回2安打無失点の好投を見せてリーグ戦初勝利を記録するとこの日も4年生・平部投手が初勝利と、4年生の力で連勝して存在感を示した。田中投手は182cmの大型左腕で143km/hを記録し、平部投手も大型右腕として今後、プロも意識できる投手達だと思う。

 しかし、本当にチームの鍵になっているのは3年生のリリーフ・土倉将投手だろう。遊学館出身の169cmの投手だがキレの良いストレートで高校時代も注目されていた。中大戦1回戦では自責点1で敗戦投手、昨日も1失点したが、一昨日は3回を1安打2打つ三振で無失点に抑えている。この投手がいるため、先発は5回6回まで全力で投げられる状況になっている。

 いずれにしても先発の4年生にリリーフも土倉投手という形が出来上がった国学院大、これから駒澤大、青山学院大、そして亜細亜大と対戦していく。

 

 平部がリーグ戦2度目の登板で初白星。ストライク先行の投球でリズムをつかみ、7回6安打無失点と好投した。昨年まで右肘の故障を3度繰り返し、登板なし。「4年目でやっと実を結んだ」と笑顔。マウンドで履いた29センチのスパイクは、前エースでヤクルトのドラフト1位・杉浦稔大からもらったものだ。背番号18も譲り受けた右腕は「いつか杉浦さんを超えたい」と語った。

 2戦目の平部が7回を6安打2四球無失点にまとめ、初勝利。16日の中大戦では敗戦投手になっただけに、「春に肘を痛めて、なかなか本調子になってこなかったけど、ランナーが出ても粘れた」と笑顔を見せた。足のサイズは29センチ。現在、履いているスパイクは1年先輩の杉浦(現ヤクルト)からもらったもので「冷静さや、自分を持っているところを尊敬し見習っています」と“第2の杉浦”を目指している。

 熊本出身の田中は「今まで自分がやってきたことを信じて投げようと思った。ウイニングボールは地元から両親が見に来ていたので、父に渡しました」と笑顔。鳥山泰孝監督(38)は「田中が試合をつくってくれた。山下、佐々木も打った。4年生がいいところで仕事をしてくれました」と最上級生の活躍をたたえた。

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