中央大・石垣永悟投手が3勝目、小河諒選手が2本塁打

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 東都リーグの中央大vs国学院大の試合は中央大が勝利し勝ち点1を獲得した。エース・島袋洋奨投手は登板せず4人の継投で完封、4回を3安打無失点に抑えた石垣永悟投手は早くも3勝目を挙げた。

3勝

 石垣永悟投手は桐蔭学園出身の4年生で、184cmの長身右腕投手。これまで亜細亜大の2回戦と昨日の国学院大1回戦でリリーフとして登板し2勝を挙げているが、この日も3番手として登板すると4回を3安打4奪三振無四球で無失点に抑えて3勝目を挙げた。

 これで石垣投手は3試合10回で5安打9奪三振2四死球で無失点と抜群の成績を残している。3試合連続完封の今永昇太投手には及ばないかもしれないが、3勝で防御率0.00で並んでいる。

 エース島袋洋奨投手が調子を崩す中、同じ4年生の石垣投手がチームの全ての勝利を挙げ、チームを支えている。

 184cmの大型投手だけにプロのスカウトも注目し、将来性も含めてドラフト会議で、という事もあるかもしれない。しかし、社会人チームも育成のしがいのある投手と多くのチームが声をかけるだろう。楽しみな投手だと思う。

 

2本塁打

 また打撃では前日まで5番を打っていた2年生の小河諒選手が、この日は9番に打順を下げて出場すると、2回にソロホームラン、9回にはダメ押しとなる2ランホームランを放ち、全得点3点をたたき出した。

 小河諒選手も石垣投手と同じく桐蔭学園出身で180cm88kgの大型スラッガーとして期待される。

 桐蔭学園出身コンビが中央大学を救っている。そして共に飛躍の時を迎えている。

 

光明も

 国学院大は最初のカードを2敗で勝ち点を獲得できなかった。昨年までは杉浦稔大投手(2013年東京ヤクルトドラフト1位)というエースがいたが、今年はエース不在でスタートしている。しかし昨年秋は杉浦投手が故障後の本調子でない中でリーグ2位となった実力があるチームでもある。

 この日は先発の4年生・平部隆投手が4回を4安打1失点と粘りを見せると、5回からも4年生の田中大輝投手が登板し9回に2ランホームランを打たれたが143km/hの速球で4回1/3を5安打5奪三振2失点とまずまずの結果を残した。

 田中投手は182cmの左腕投手で三振も奪える。国学大はこの2試合で今季の軸となる投手を絞り込めたのだと思う。平部投手、田中投手の大学ラストシーズンの活躍に期待したい。

 

【東都】中大が連勝!今季初勝ち点 - スポーツ報知:2014/4/17

  前日に5番で1安打に終わった小河が9番で発奮した。2回に左翼席へ先制アーチを描くと、9回には再び左翼席にダメ押しの2ラン。「9番で見返してやろうと思った」と会心の笑み。桐蔭学園3年夏の神奈川大会決勝で2年生エースの桐光学園・松井(現楽天)から1安打を放った経験を持つ。巨人・村田を目標にする2年生は「クリーンアップに戻りたい」と“復権”して打線をけん引する覚悟だ。

 中大の9番・小河が2本塁打でチームの全打点を稼いだ。2回に先制ソロを放つと、9回は貴重な2ランを同じく左翼席に運び、「うまく捉えられた」と納得の表情だった。

 打順は前日の5番から9番に下がり、「見返してやろうと思った。練習のときから右方向へ打とうと意識していた。それで体が開かなかった。1試合2発は高校時代にもなかった」。桐蔭学園では4番に座り、3年夏の神奈川大会決勝では桐光学園・松井裕樹(現楽天)と対戦した。秋田秀幸監督は「小河さまさま」と最敬礼だった。

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