立命館大が優勝決定戦、青学大は5位決定戦へ、九州地区大学野球は西日本工業大が優勝

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 関西学生リーグでは同立戦の4回戦が行われ、立命館大の桜井俊貴投手が今季6勝目を挙げ、立命館大は関西学院大との優勝決定戦に臨む事となった。

4戦で3試合に先発

 立命館大の桜井俊貴投手はこの日も9回を投げて8安打6奪三振4四死球で1失点に抑える好投を見せて完投勝利を挙げた。今季の同立戦では1戦目に先発して6回5失点(自責点は1)でチームは引き分け、2戦目も先発すると8回1失点と好投を見せるもチームはが敗れた。

 4試合を戦い3試合に登板した。今季は11試合に登板し6勝0敗とフル回転をしている。イニング数も92回1/3に上り、2番目に多い関西大の石田光宏投手が69回1/3、京都大・田中英祐投手も67回2/3で、断トツでイニング数を投げている。

 それでも防御率は0.97とリーグ2位と結果を残しており、おそらく優勝決定戦も登板するだろう。高校時代に北須磨高校で143km/hを記録し180cmながら公立のダルビッシュと呼ばれた桜井投手、現在3年生で来年のドラフト候補となるが、秋、そして来年に影響が残らないか心配される。

 

青学大は5位決定戦へ

 青山学院大は5位確保に向けて、好投を続けている2年生の岡野祐一郎投手を先発させた。5回を投げて7安打を許しながら3失点とまとめたものの、味方打線が5安打で無得点に抑えられ、0-4で敗れた。

 河原井監督は「打てない、本当に重症。チャンスが回ってきてもピンチに感じている。」と話す通り、投打がかみ合わない状況が続いている。これで青山学院大は中央大と5位6位決定戦を行う事となった。

 拓殖大は福永雅之投手が6回3安打6奪三振で無失点に抑える好投を見せた。福永投手は170cmと小柄だがキレのあるストレートで、昨年春の入れ替え戦で7回までパーフェクトピッチングを見せるなど1部昇格に大きく貢献していた。

 「佃とか同学年が頑張っているので力になりたかった。」と話す福永投手、4年生で1部で初勝利を記録し、今後の野球人生に向けて大きな勝ち星となりそうだ。

 

西日本工業大が大学野球選手権へ

 九州地区大学野球の決勝トーナメント、決勝は日本文理大と西日本工業大の対戦となった。質の高い投手陣を揃えて1試合に5人くらいが継投する日本文理大が4季連続の優勝を狙ったものの、西日本工大の毛利希投手が8安打3失点で完投勝利し2年ぶり3度目の大学野球選手権出場を決めた。

 西日本工業大は前回の大学野球選手権で井上翔夢投手(JR九州)が注目されドラフト候補となっている。どんな投手が出てくるのか楽しみだ。

 また、日本文理大は田中豊樹投手や橘朋晃投手、麻生健斗捕手といったプロ注目の選手がいたが、優勝はならなかった。

 

 エースが投打に活躍し、優勝決定戦に持ち込んだ。立命大・桜井俊貴(3年)が、投げては9回を8安打1失点完投で今季6勝目。打っても4回2死一塁で、左越えへダメ押しの適時三塁打を放つなど2安打1打点した。「負けられないと思って投げた。打撃はもともと好きですが、(三塁打は)いい感じに振り抜けた」と笑った右腕。関学大との大一番へ向け「苦手意識はない。勢いのあるうちが有利」と意気込んだ。

 青学大は2試合連続で零敗を喫し、中大との5、6位決定戦に回ることになった。打線は4、8回に連打で好機をつくりながら得点できず。決定戦に敗れると、09年秋以来9季ぶりの入れ替え戦に回り、2部優勝の立正大と対戦。安田主将は「チームの雰囲気が良くない。1点が遠いとか、言ってられないので必死にがむしゃらにやる」と悲壮な決意を口にした。

西工大、2年ぶり全国切符 - 西日本スポーツ:2014/5/24

 

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