いなべ総合・石垣幸大投手、県岐阜商・高橋純平投手に11球団スカウト集結、三重高校は1-0完封勝利

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 春季高校野球東海大会、いなべ総合・石垣幸大投手と県岐阜商・高橋純平投手の先発で始まった注目の試合は、思わぬ大差がつく結果となった。この試合にはプロ11球団のスカウトが視察した。三重高校は静岡高校に1-0で完封勝利した。

注目投手同士の投げ合いは

 いなべ総合の石垣幸大投手は179cmの右腕投手で、146km/hの速球を投げプロから注目されている。しかし今年は調子が上がらずに今大会も背番号11をつけている。また県岐阜商・高橋純平投手は182cmの2年生右腕で、入学直後に145km/hを記録して話題となった。最速151km/hを投げるものの最近は結果を残せず今大会は背番号10をつけている。

 この日はこの二人が先発したが、いなべ総合の石垣幸大投手は2回に2つの三振を奪っていたが最速は139km/h止まり、3回に2連続四球を与えるとそこで降板してしまう。2回0/3で1安打2奪三振2四死球という内容だった。球速は出ていたものの制球に苦しんでいるようだ。

 一方、高橋純平投手は2回に2者連続三振を奪うなど最速148km/hを記録するストレートをを投げていたが、4回にヒット3本で満塁とすると押し出しの四球で1失点、5回は味方のエラーでランナーを出してタイムリーヒットを浴びて1失点、6回は3本のヒットで2失点し降板してしまう。6回2/3を投げて8安打3奪三振3四死球で4失点という内容だった。

 プロのスカウトもスピードガンを構え注目していたが、両投手とも制球に苦しんでおり、本来の勢いのあるフォームや球が見られなかった。石垣投手は今年のドラフト候補で、将来性を評価されているので大きく評価が変わるという事は無さそうだが、ドラフト上位での指名はスカウトも躊躇するかもしれない。

 

三重高校・今井重太郎投手は完封

 三重高校vs静岡高校の試合では三重高校の今井重太郎投手が完封し1-0で勝利した。今井投手は三重高校のエースとして昨年秋は東海大会で3試合をすべて投げて優勝している。

 センバツでは智弁学園の岡本和真選手に2本塁打を浴びたが、この日は持ち前の強気のストレートと大きなカーブのコンビネーションが冴えた。

 一方、静岡高校の辻本宙夢投手も172cmと小柄ながら142km/hのストレートとフォークボールを駆使する投手で、8回を投げて1失点と好投を見せた。

 

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