阪神・藤浪晋太郎投手が7回2安打無失点、立大・沢田圭佑投手も9回4安打無失点

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 昨年の大阪桐蔭のエースと2番手が、プロ野球、大学野球の場面で活躍を見せた。

 阪神、藤浪晋太郎投手は東京ヤクルト戦で奪った三振はわずか4つと「調子は良くなかった」としながらも、7回をわずか2安打に抑えてプロ2勝目を挙げた。昨年、春・夏連覇した甲子園での無敗記録も伸ばした。

 この日はストレートがシュート回転し大きく曲がっていたが、それを生かしての投球だった。コーナーに投げようとすると真ん中に入ってくる可能性もある。そこでストライクゾーンに投げ、右打者を詰まらせていった。最速151km/hを記録し、19歳がプロで早くも2勝を上げた。

 同じ日、神宮球場の東京六大学では立大vs明大の試合で、大阪桐蔭高で藤浪晋太郎投手の控えとして活躍していた立教大・沢田圭佑投手が1年生ながら先発すると、岡大海選手などドラフト候補の揃う明大打線を9回まで4安打に抑える好投をみせた。味方打線も点が奪えず0-0のまま延長に入るとチームはサヨナラ勝利で、白星に大きく貢献した。

 控え投手ではあったが140km/h中盤のストレートと安定感のある投球が持ち味で、他の高校であればエースとして甲子園でも活躍をしていただろう投手だった。早大、明大など多くの強豪大学にも入れたであろうが立教大を選択した。東京六大学では毎年強力な補強をする、早大、明大、法大、慶大がおり、少し差をつけられている。あえてそこを選択したのは、今度は自分がエースとしてチームを優勝させたいという気持ちの表れだろう。立教大で1年目から結果を残しこれからはエースとして投げていく事になるだろう。沢田投手の力を見せる時が来た。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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