明治大・中嶋啓喜選手が2安打記録も、広島スカウト厳しい評価

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 明治大では岡大海選手と共に中嶋啓喜選手もドラフト上位候補として注目されていた。

 大学2年生の春に2本塁打を記録、秋には打率.367に2本塁打を記録し、日本代表にも選ばれるなど活躍を見せ、プロもドラフト1位候補として期待していた。しかし、3年になってから腰痛に悩み、春に打率.139、秋は2本塁打を記録したものの、打率.239と低迷、今シーズンもここまで打率.167と低迷している。

 この日は早稲田の先発・高梨雄平投手から2点タイムリー2ベースヒットを放つと、4打数2安打2打点を記録し、久々の活躍を見せた。しかし、視察した広島・苑田スカウトは2年生の時の中嶋選手と比較し「あのときの勢いなら1位候補だった。今は崩しているけどね」と話し、既にドラフト上位候補からは外れていることを示した。

 50m5.9秒の俊足に遠投118mの強肩と、岡大海選手にも負けない身体能力を持っている。東京六大学の実績も通算50安打に35打点と現役選手でトップとの事。プロを望めばドラフト4位前後で指名されるかもしれないが、社会人も含めて春のリーグ戦終了後に自ら進路を決める事になりそうだ。

元ドラ1候補・中嶋復活打ち  - ニッカンスポーツ紙面:2013/5/1

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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