中大・島袋洋奨投手、「上でやりたい気持ちがある」

島袋洋奨, 中大

 興南高校でエースとして甲子園春夏連覇を達成し、来年は中央大の主将となる島袋洋奨投手が、「上でやりたい気持ちがある」と話しプロ入りの意思を示した。

大学では11勝17敗

 島袋洋奨投手は高校3年時に輝かしい実績を残し、プロからも注目されドラフト上位指名も考えられたが進学を決めた。大学では1年目から登板を重ねたものの、春は1勝3敗、秋は2勝4敗と勝利につながらなかった。2年春に3勝を挙げたが、リーグ開幕日の東洋大戦で延長15回226球を一人で投げ、勝利は収めたものの左ひじを故障し終盤は離脱してしまう。

 今年は春2勝3敗、秋は2勝6敗と大きく負け越し、通算で11勝17敗となっている。球速は150km/hを記録しているものの、高校時代のトルネードからの伸びるような球は今は投げられていない感じだ。

 

主将としてエースとして

 島袋投手も来年4年生となり、大学最後のシーズンを迎える。入学時に自分が想像したよりも苦しんでいる感じだが「自分の中にある悪いイメージを無くしたい」と話し、エースとしての最後のシーズンに全てをかける。そして、「上でやりたいという気持ちはある」とドラフト会議で指名されプロ入りを希望した。

 プロ側は今の所具体的な動きなどは無い。小柄という点と高校・大学と投げ続け、肩や肘の疲労という点に不安がるが、150km/hを投げる左腕で、制球力は良いとは言えないが荒れ球ではなく、ストライクもキッチリ取れる貴重な投手だ。高校時代から注目している球団もあるだろう。

 

 東都大学野球の中大は、東京都八王子市のグラウンドで年内最後の練習を行った。新チームから主将を務める島袋は「主将としてどしっとした人間になりたい。自分がいい投球をすれば優勝にも近づく」と意欲を見せた。

 今秋は5位に終わっただけに、月末には母校・興南(沖縄)で本格的な投球練習を開始する。来秋ドラフト上位候補の左腕は「上でやりたいという気持ちはある」と話した。

  興南高(沖縄)では10年に甲子園春夏連覇。トルネード投法で脚光を浴びたが、中大では11勝17敗。今秋は2勝6敗と納得のいく成績を残せていない。それでも球速は150キロを計測するまでに成長。「自分の中にある(思い通りの投球ができていないという)悪いイメージをなくしたい。理想は投げる試合で全部勝つこと」。04年秋以来のリーグVを成し遂げるため、再び“トルネード旋風”を巻き起こす。


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