駒沢大・江越大賀選手を、巨人、東京ヤクルトのスカウト視察

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 駒沢大が今年の初練習を行い、ドラフト上位候補の江越大賀選手の視察に、巨人、東京ヤクルトのスカウトが姿を見せた。江越選手は「プロに行けるよう頑張りたい」とプロ入りの目標を語った。

 

東都9本塁打に盗塁も

 江越大賀選手は長崎・海星高校出身、高校時も推定130m弾を放つなど通算26本塁打の長打力にプロも注目をしていた。駒沢大でも1年生の春にいきなり2本塁打を放つと、2年時には春2本、秋2本とコンスタントにホームランを放ち、2年春には四死球13個も選び、6つの盗塁を決めるなど、長打力と選球眼、走力を見せて、2年後のドラフト候補上位として注目されるようになる。

 昨年秋も3本塁打を放ち、また打率も2年までは.250を超す事は無かったが、3年春は.261、秋は.279と確実性を増している。50m5.8秒の足と遠投120mの強肩もあり、東都・日大出身の長野久義選手2世としてドラフト上位候補として注目されている。

 

巨人、東京ヤクルトが視察

 この日の初練習には、巨人と東京ヤクルトのスカウトが訪れた。巨人は昨年の日本シリーズで主力選手の打撃不振が響き、東北楽天に敗れている。高橋由伸選手もベテランとなり谷佳知選手も移籍する中で大田泰示選手や矢野謙次選手、亀井善行選手がレギュラーに定着できず、外国人に頼る状態になっている。

 また東京ヤクルトもバレンティンなど外国人が活躍する中で、日本人の主軸候補だった畠山和洋選手が不振となり、昨年のドラフト会議でも法政大の4番・西浦直亨選手を2位で指名するなど、主軸選手の補強に力をいれている。

 江越選手は「プロに行けるよう頑張りたい」とプロ入りの目標を話し、その中でも具体的な目標選手として、「誰にでも好かれ、勝負強く信頼された中畑さん」と「巨人の長野さんのような3拍子そろう選手になりたい」と2人に名前を挙げた。

 持ち前の長打力に加え、今年3割を越えるような確実性でも成長を見せることができれば、ドラフト2位以上で確実に指名されると思う。ホームランも打てて、出塁もできて、盗塁もできる。そんな選手になりそうだ。

 

 

 東都大学野球の駒大が、東京都世田谷区のグラウンドで始動した。今秋ドラフト候補の主砲・江越は巨人、ヤクルトのスカウトが見守る中で約3時間の練習。

 昨秋は自己ベストの打率・279をマークしたが「最低でも3割、打点も2桁を目指したい」と目標に掲げた。50メートル5秒8、遠投120メートルと高い潜在能力を誇る江越は「プロに行けるよう頑張りたい」と意気込んだ。

  駒大ではリーグ9発の長打力に加え、野山で鍛えた足腰で50メートル5秒8、遠投120メートルの身体能力を誇り、ドラフト候補に。「巨人の長野さんのような3拍子そろう選手になりたい」。近い将来、母校は閉校になる。「活躍して当時の友達、先生に恩返ししたい」とプロの世界を夢見ている。

 新年の練習始めに今秋のドラフト候補の右の強打者、駒大・江越が8日、「打点にこだわりたい」と目標を口にした。具体的には、「誰にでも好かれ、勝負強く信頼された(OBでDeNA監督の)中畑さん」だ。50メートル走5秒8、遠投120メートル、リーグ戦通算9本塁打。三拍子そろった外野手には、この日訪れたヤクルト、巨人をはじめ各球団のスカウトが注目している。

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