明大・山崎福也投手と駒大・江越大賀選手の対戦に5球団11人のスカウト視察

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 明治大vs駒沢大のオープン戦が行われ、ドラフト1位候補の明大・山崎福也投手と駒大・江越大賀選手の対戦に、5球団11人のスカウトが視察に訪れた。

 

4回1安打1失点、5奪三振

 明治大の山崎福也投手は、これが今季の対外試合初登板となるが、最速143km/hの速球にカーブ、カットボール、ツーシームといった全ての変化球を試投し、初回にエラーと死球で1点を与えたものの4回を投げて許したヒットは1安打のみ、5三振を奪って1失点に抑えるナイスピッチングを見せた。山崎投手は「左打者の内角への出し入れなど課題をしっかりやりたい」と、まずは上々のピッチングだったといえる。

 また江越大賀選手は、山崎投手に対し第1打席はフォークボールで空振り三振、第2打席はストレートに詰まってライトフライと2打数ノーヒットに抑えられた。「いい投手とわかっていたけど、絶対打ちたかった」と悔しがった。次に戦うとしたら全日本大学野球選手権の決勝という事になる。/p>

 

5球団11人のスカウト

 この試合には5球団11人のスカウトが訪れた。その中で巨人は4人のスカウトが訪れている。その巨人・吉武スカウトは「変化球がいいし、これからさらに上げて軸としてフル回転して欲しい」と話し、また福岡ソフトバンクは永山スカウト部長が視察し、「フォークや変化球を器用に投げている。素晴らしい投手。」と、共に山崎投手に対してコメントを出している。

 山崎福也投手は左腕から149km/hの速球を記録しているが、140km/h前半のストレートと多彩な変化球で打者を翻弄していく投球スタイルが持ち味で、明治大から広島入りした野村祐輔投手のような安定感を見せる。今年の大学生投手は156km/hを投げる早大の有原航平投手や、150km/h台の速球を低めに投げる亜大の山崎康晃投手などがいる中でドラフト1位候補として名前を挙げる球団も多く、総合力の高い左腕として評価されている。

 秋までに大学生投手の中で誰が頭一つ抜き出てくるか、注目したい。

 

 国内5球団11人のスカウトが見守る中、右の大砲としてプロ注目の駒大の4番・江越大賀外野手をフォークで空振り三振、直球で右飛に抑えるなど4回1安打5三振1失点の内容だった。

 ことしは大学生の投手を中心に“豊作”が予想される中、視察したソフトバンク・永山スカウト部長は「山崎は、フォークや変化球を器用に投げている。素晴らしい投手」と評価した。試合は七回に逆転し5-2で明大が勝利を挙げた。

 初回こそ自身の失策、死球などが絡み、先取点を与えたが、2回以降は立ち直って完全に抑えた。「立ち上がりは焦らずにいかないと」と反省したが、江越の第1打席ではフォークで空振り三振に斬った。「(江越に)特別、意識はなかったけど、全体(の打順)を見て投げられた」と4番打者を封じ、手応えもつかんだ。

 最多の4人で見守った巨人・吉武スカウトは「変化球がいいし、これからさらに上げて、軸としてフル回転してほしい」と期待した。16日には昨秋の明治神宮大会決勝で敗れた亜大とのオープン戦で先発する予定。「左打者の内角への出し入れなど課題をしっかりやっていきたい」。リーグ3連覇へ向け、エースがさらに加速していく。


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