関西学生リーグも秋季リーグ戦の日程を発表した。8月30日に春王者の立命館大vs京都大の試合で開幕する。
京都大・田中英祐投手の最後のリーグ戦
関西学生リーグで2年生の時から注目され投げ続けてきた京都大・田中英祐投手が最後のリーグ戦を迎える。強豪チームから勝ち星を奪い、勝ち点を奪い、京都大の記録を次々と変えていった大エースの田中英祐投手には、プロもドラフト上位候補として評価し注目をしている。
注目の進路についてはまだ報じられていない。工学部という事もあり卒業研究や中間発表などやる事はたくさんあると思うが、最後のリーグ戦、進路の選択と大きな事をこなしていかなければならない。
田中投手は実力があり「京都大」でなくてもドラフト上位候補だっただろう。しかし「京都大の」がつくことで話題となった事は間違いはない。その「京都大の田中英祐投手」と紹介されるのもこれが最後となる。来年は「どこ」の田中英祐(投手)として紹介されるのだろうか。
その他の注目選手
その他にも立命館大や同志社大、近畿大、関西学院大、関西大と高校で活躍した選手がたくさんいるリーグで、素質の高い選手は多い。しかし今のところドラフト会議で指名確実といえるのは田中英祐投手だけだろう。
近大で二岡2世と注目された峰下智弘選手も巻き返しを図った春は打率.260に終わった。既に社会人から声をかけられ、進路の決断は済ませているかもしれないが、最後のリーグ戦で関西屈指の遊撃手としてのプレーを見せてほしい。
しかしスカウトの目は3年生に移っているかもしれない。
立命館大の3年生・桜井俊貴投手は大学選手権でも大きなフォームからの素晴らしいピッチングを見せた。春のリーグ戦でダントツの投球回を投げておりその影響が心配されるが、来年注目の投手だろう。
春は絶不調だった同志社大の149km/h右腕・柏原史陽投手や、関西大で昨年の明治神宮大会で9回16奪三振を記録した宇都宮健太投手なども期待がかかる。
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