東京六大学が秋季リーグ戦日程を発表、リーグ戦の注目選手や見どころ

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 東京六大学リーグは秋季リーグ戦の日程を発表した。春は早慶戦を制して優勝した慶応義塾大だが、大学野球選手権では初戦で敗退する不甲斐なさを見せた。ドラフト候補では早大の有原航平投手が侍ジャパン大学代表選考漏れを受けてどう変わったのかが注目される。

ドラフト1位確実・有原航平投手

 秋季リーグ戦で注目されるのは、やはり156km/h右腕の有原航平投手だろう。春は5勝1敗で最多勝、防御率1.38はリーグ2位の成績で、プロのスカウトからも「有原の一人勝ち」と他のドラフト候補投手に差をつけた。

 しかし早慶戦で1敗を喫して優勝を逃すと大学野球選手権に出場できずに話題を創価大2年の田中正義投手に持っていかれ、侍ジャパン大学代表の候補合宿でも選出間違いなしと見られていたが、まさかの選考漏れとなった。大学NO1投手である事には変わらないが、最後の大きな試練を経験している。

 これを有原投手がどのように乗り越えてどんなふうに変わっているのか、もうドラフト1位指名は間違いないが注目されるポイントとなりそうだ。

 

ドラフト1位候補だった投手

 厳しい評価になっているのが春のリーグ戦前にドラフト1位候補として名前が挙がっていた他の投手だ。

 明治大の山崎福也投手は186cmの左腕、法政大の石田健大投手も左から140km/h後半の速球を投げるのだが、春は山崎投手が3勝2敗、石田投手が3勝4敗に終わり、3年から4年春にかけての成長を見せることができなかった。

 山崎投手は侍ジャパン大学代表としてオランダで戦ったものの、4年生としてエースらしい投球は見られなかった。貴重価値のある左腕投手とはいえ、ドラフト1位候補としての評価は崖っぷちに来ている。この大会で成長を見せることができるかどうかになっている。

 

野手の候補

 野手では中村奨吾選手がドラフト上位候補となっている。春は打率.239と低迷したものの評価はあまり下がらなかったようだ。またハーレムベースボールウイークで2試合で勝利打点を上げるなど、チャンスに強いバッティングを見せている。

 昨年秋に4本塁打を放ち、今春も2本塁打を打つなどドラフト1位でのプロ入りのために長打力のアピールの気持ちもあっただろうが、打率3割を残しチャンスにきっちりと結果を残すなど総合力で評価されていると思うので、アベレージと安定したセカンドの守備を見せれば、ドラフト上位で消える事になる。

 明大の糸原健斗選手も春は打率.163と沈んだ。進路をどのように決断したのかは分からないが、中村選手同様に巻き返しが必要となる。

 早大の小野田俊介選手は春は故障により出遅れたが、後半に3本のホームランを打った。これで東京六大学通算11号となる。ドラフト候補としては指名されるかされないかギリギリの位置にいるが、秋に5本塁打くらい打てば可能性を見て指名する球団もあるかもしれない。

 

注目は来年に

 スカウトの目は来年に目がいっているかもしれない。特に慶大の谷田成吾選手は春に4本塁打を放つと、侍ジャパン大学代表でもホームランを放った。高橋由伸2世としての素質を開花したこの秋に一気に来年の超目玉になるかもしれない。

 また東京六大学リーグの最多安打記録を更新する可能性もある明大の高山俊選手、谷田選手と同じ位の評価で入学した慶大の横尾俊建選手の日大三全国制覇メンバーにも注目が集まる。法大の畔上翔選手も大学代表に選ばれるなど実績は積んでおり、この秋には成績を残したい。

 また大学1年時に大活躍を見せた日大三優勝メンバーのエース・吉永健太朗投手の復活を待ち望んでいる人は多いと思う。甲子園優勝投手は、斎藤佑樹投手や東浜巨投手がプロで苦しみ、島袋洋奨投手も大学で苦しんでいるが、吉永投手も自分のフォームを失い苦労をしている。その連鎖に終止符を打つような復活劇を見せてほしい。

 投手では明大の上原健太投手も190cm以上の大型左腕として注目される。まだ好不調の波があり未完成な素材だが、昨年秋のような安定感あるピッチングを見せてほしい。

 

 昨年は法大の西浦直亨選手が東京ヤクルトにドラフト2位で、明大の岡大海選手が北海道日本ハムにドラフト3位で指名された。そして、慶大のエースだった白村明弘投手や早大の横山貴明投手はドラフト6位でプロ入りしている。

 最近は東京六大学だから順位を上げて指名するといった事は少なくなった。プライドを捨ててドラフト下位でプロ入りをしている。今年もそのような選手が出てくるのか注目したい。

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