創価大・田中正義投手が2失点も154km/hで3奪三振

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 関東地区大学野球選手権は決勝戦が行われ、上武大が創価大に3-2で勝利し優勝した。2016年にドラフトの目玉として注目される創価大・田中正義投手は最速154km/hを記録し3三振を奪ったものの、2失点で敗戦投手となった。

今秋は1イニングのみの登板

 田中正義投手は今年の春に150km/hを連発して注目されると、大学野球選手権では佛教大戦で117球中36球が150km/hを越すという圧巻のピッチングで完封勝利を挙げ、その後もリリーフで亜細亜大に勝利するなど、ベスト4進出の立役者となり、プロからも大絶賛をされた。

 その後も侍ジャパン大学代表としてハーレム国際で登板するなどしたが、その疲れもあってかこの秋のリーグ戦は右肘違和感のために1イニングしか登板できなかった。

 

3回2失点、154km/hで5奪三振

 この日の上武大戦では4回ノーアウト2,3塁の場面で登板するも失点、5回にも3ベースヒットの後に暴投で1失点するなど3回5安打2失点、しかし最速154km/hの速球で3つの三振を奪い、復調を見せた。

 創価大は敗れたとはいえ明治神宮大会出場を決めている。この日ノーヒットに終わった寺嶋寛大捕手(千葉ロッテドラフト4位)も「この借りは神宮で返したい」と話した。明治神宮大会では田中投手が再び快投をみせるか。

 4回無死二、三塁のピンチから2番手で登板し、5安打3奪三振で2失点。敗戦の責任を背負い込んだが、「真っすぐは納得のいくボールになっている」と手応えを口にした。

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