立大・大城滉二選手、6季連続3割越えを目指す

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 立教大は千葉県銚子市でキャンプを開始、ドラフト候補の遊撃手・大城滉二選手は6季連続3割越えやエラー0などの目標を掲げた。

5季連続3割越え

 立教大の大城滉二選手は沖縄尚学時代に2年生ながら春夏連覇に貢献し、天才バッターとして注目されると、立教大でも1年春こそ規定打席に達しなかったものの、1年秋から3年秋までの5季連続で打率3割を超す成績を残している。

シーズン 打率 打数・安打
2012春 .393 29打数11安打
2012秋 .306 36打数11安打
2013春 .367 49打数18安打
2013秋 .370 54打数20安打
2014春 .308 52打数16安打
2014秋 .346 52打数18安打

 通算安打数は94安打、100安打を記録している高山俊選手より6本少ないものの、高山俊選手は3割以上は3季しか達成しておらず、通算アベレージでは高山選手の打率.317に対して、大城選手は.347と2厘の差をつけている。

 大城選手はまずは谷沢健一氏のもつ6季連続3割を目標として、さらに秋には7季連続3割越えの新記録を目指す。またあと34安打に迫ったリーグ通算安打数も目標とし、高山選手と競争をする。

 

遊撃手としても

 大城選手には高山選手よりもプロにアピールするポイントとして、アベレージの高さともう一つ、打てる遊撃手という点がある。

 高校時代から守備の評価も高く、1年から遊撃手としてレギュラーを獲得した。しかし2年秋には1試合3エラーなど6エラーを記録し、昨年秋も2エラーを記録してしまう。大城選手は守備でも「エラーを0にしたい」と話した。

 打てる遊撃手というのは本当に貴重で、阪神の鳥谷敬選手は鳴り物入りで2003年に自由枠で阪神に入団すると、チームの屋台骨となって支え続けている。大城選手も秋にはかなり高い評価をされてドラフト会議で指名されるのではないかと思う。

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

  「オフの間は1キロのマスコットバットで振る力をつけてきた。首位打者を獲りたい」と意欲を見せた。1年秋から、打率3割を5季連続でクリア。谷沢健一氏(早大)の持つリーグ記録(6季連続)の更新も目標に掲げ、「あと2季、3割を超えたい」と力強かった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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