国学院大・柴田竜拓選手に11球団スカウト視察、巨人は6人態勢

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 東都大学リーグでは国学院大vs拓殖大の試合が行われ、大学生屈指の内野手・柴田竜拓選手が打っては3安打、守っては好守を見せた。この試合には11球団20人のスカウトが集まり、巨人は6人態勢で視察した。

守備なら即プロで通用

 国学院大・柴田竜拓選手は岡山理大付出身の167cmの遊撃手、俊敏で素早く柔らかい守備を見せ、侍ジャパン大学代表メンバー常連の日本の大学生でトップクラスと評価されるなど、日本の守りの要と言って良い。

 この日は3番遊撃手で出場すると、5回にセンターへのタイムリー、6回には右中間にタイムリー2ベースヒットを記録し、4打数3安打3打点と打撃で活躍を見せ、また守備でも好守を見せた。打撃ではここのところのオープン戦で5,6試合ノーヒットが続くなど調子が良くなかったようだが、チームの主将でもある柴田選手は本番で結果を残した。

 守備では難しい打球を処理して併殺を完成させるなど、さすがの守備を見せた。

 

11球団20人のスカウト

 この日はこの国学院大と亜細亜大初戦と言う事もあり、巨人、広島、福岡ソフトバンクなど11球団20人のスカウトがスタンドに詰めかけた。特に巨人は6人態勢で視察した。

 広島の苑田スカウト部長は「ミート力があって芯で捉えられる。守備力は社会人を含めても上位1、2番。守りならすぐにプロで通用する」と高い評価をした。また福岡ソフトバンクの荒金スカウトも「今年の遊撃手では1番、動きに体の小ささを感じさせないダイナミックさがある」と、こちらも1番の評価を下した。

 6人態勢で視察した巨人はコメントこそなかったものの、チームの形を整える選手として以前であれば川相選手、今のチームでは井端選手のような選手が欲しいと考えているのかもしれない。しかし2012年にはドラフト2位で大累進選手を獲得するなど生え抜きの内野手を育てているものの、井端選手や片岡選手を越えて出てくるのはなかなか難しい。

 いずれにしてもプロのスカウトも軒並み即戦力で使えるという守備力があれば、ドラフト会議では指名は間違いないとみられる。遊撃手を欲しているチームは3位前後での指名の可能性もありそうだ。

国学院大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 昨年2度日本代表入りした名手に、広島・苑田聡彦スカウト統括部長は「守りだけならすぐにプロで通用する」と絶賛した。

 今秋のドラフト候補の柴田が拓大戦で4打数3安打3打点の活躍。「開幕直前まで打撃の調子が悪く迷惑をかけたけど、仲間のおかげで打てた」と充実感に浸った。

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