国学院大が優勝王手、日米6球団スカウト前で久保田昌也選手1本塁打3打点

大学野球ドラフトニュース2016年ドラフトニュース

東都リーグでは国学院大が東洋大に3-2で勝利し優勝に王手をかけた。主将でプロ注目の外野手・久保田昌也選手が初回にホームランを放つなど3打点の活躍を見せた。

優勝王手

久保田昌也選手の今季の打率は.214と低迷している。シーズン開幕から打撃で悩み、ノーヒットで終わり星を落とす試合もあった。しかしこの日は、「始動を早めることを意識しました」とタイミングの取り方を変えると、初回にソロホームランを放ち、5回には押し出しの四球を選ぶ。そして8回には勝ち越しのタイムリー2ベースヒットを記録し、2打数2安打3打点、一人で全打点をたたき出した。

今年は主将として、またプロ入りへの強い思いをもって挑んだシーズンだった。打率は低迷するものの、2本塁打を記録し、現在のところリーグ2位となる11打点を挙げている。主将としてチームを引っ張り、優勝に王手をかけた。

この日は誕生日だったが、日米6球団スカウトの前で実力を示すことができた。千葉ロッテの諸積スカウトは「左投手を苦にしない」と評価した。

「こんなにいい誕生日は初めて」と話す久保田選手、まずはリーグ優勝の栄冠を手にしたい。

2016年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

2016年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

前夜。「コーチが怒っている」と聞いてミーティング室に行くと、突然電気が消えて同僚によるサプライズパーティーが始まった。誕生日ケーキのデコレーションは「夢へと続く道」の文字。感激した久保田は「バースデーアーチを打ちます」と宣言していた。2―2の8回は右翼線へ決勝の適時二塁打も放った。

五回に押し出し四球を選び、八回には決勝の右翼線適時二塁打など全3打点。視察したロッテ・諸積スカウトは「左投手を苦にしない」などと高評価。今秋のドラフト会議の候補としてリストアップしている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント