千葉ロッテドラフト1位、桜美林大の佐々木千隼投手は5回4失点

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明治神宮大会決勝で敗れた桜美林大、エース・佐々木千隼投手は5回に崩れ4失点でマウンドを降りた。それでもリーグ加盟から8年で全国大会準優勝まで勝ち上がった桜美林大のエースは、紛れもなく佐々木投手だった。

エース

この日は初回から調子が良くなかった。球速は147キロ止まり、6つの四死球を許すなど制球を乱した。4回までは強力明治大打線を1安打に抑えたものの5回に4安打と2四球で4失点し崩れた。試合後に涙を流した佐々木投手は「どの球種も良くない中で抑えなきゃいけなかった。」と話し、「悔しいです。これが実力。チームのみんなに申し訳ない。」と絞りだした。

今大会は環太平洋大戦で8回1失点の投球を見せた。しかし試合中盤からは球が高めに浮くなど首をひねるしぐさも見せていた。前日の準決勝は登板はしなかった。桜美林大は佐々木投手をリーグ戦で今年は中6日を守って登板させていた。関東大学野球選手権でも中1日の試合で佐々木投手ではなく邑楽雅貴投手を先発させようとしていた津野監督に、佐々木投手が直訴して登板し好投をみせた。

スタミナもあるものの、大学ではトーナメント戦の経験はなく、短い期間での連投というのは高校以来だったかもしれない。次第に溜まっていく疲れの色は隠せなかった。それでも準硬式から硬式になり、首都大学連盟に加盟してから9年、1部昇格、リーグ優勝、そして明治神宮大会準優勝まで上り詰めたのは、2年時にはエースとして投げていた佐々木投手の力が大きい。まさにチームのエースだった。

来年は今度は千葉ロッテのエースを目指し、下剋上の精神で北海道日本ハムや福岡ソフトバンクといった新たな敵に対していく。この日視察した千葉ロッテの井辺スカウトは「制球力も上げていかないといけないことなどは本人も分かっていると思う。心配は全然していない。」と話した。

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4回まで1安打無失点。だが疲労の色は濃く、制球が乱れた5回に今季自己ワーストの1イニング4失点を喫し、この回で降板した。「どの球種も良くなかった。思うような投球ができず、悔いが残る」。

気持ちは乗っていたが、疲労が蓄積した体は応えてくれなかった。五回に4安打と2四球で4点を与え、逆転された。最速153キロを誇るが、この日は147キロどまり。6四死球と制球も乱れ、五回で降板した。

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