国学院大のプロ注目内野手・山崎剛選手が先週に続いて東都リーグ戦でホームランを放った。3年まではホームランは0本だが長打力も評価されるようになった。
巨人、DeNAなどが評価
山崎剛選手は172cm72kgの内野手で、1番セカンドで出場をしている。先週の専大戦で大学1号ホームランを放ち、「自分で打った感じがしない」と話していたが、この日の日大戦では5回に同点に追いつくライトスタンドへのホームランを放った。
このオフはイチロー選手が「打撃練習の時は誰よりもホームランを打つ」という事を知り、「強く振らないといけない」と強いスイングを意識してきて練習をしてきたという。その結果が出て、この日の2号ホームラン、そして延長10回には「勝手に警戒してくれる」と相手投手の暴投で決勝点を挙げた。
この打撃に横浜DeNAの武居スカウトは「パンチ力がある」と評価し、巨人の青木スカウトも「3拍子揃った田中のような選手」と、WBCメンバーにも選出された広島の田中広輔選手を姿を重ねていた。中日の正津スカウトも「インパクトで強くたたける。打球が伸びるね」と話した。
先週の3試合はすべてマルチヒットで3試合で7安打、今週は1戦目が7打数1安打、この日が4打数1安打と打率は下がった。しかしリーグ通算安打は78とし、100安打に向けて一歩一歩近づいている。
ドラフトの指名となると、同じく国学院大出身の内野手で、横浜DeNAでプレーする柴田竜拓選手、山下幸輝選手と比較をされる事になるが、長打力という新たな長所はプラスになりそうだ。
イチロー(マーリンズ)の動画を見て、「打撃練習では誰より本塁打を打つ。強く振らないといけない」と衝撃を受けた。昨季までは「当てにいく打撃」で本塁打ゼロだったが、オフに重さ1キロのマスコットバットを振り開幕戦に続く2本目。「勝手に警戒してくれる」と10回1死二、三塁の打席で、暴投による決勝点が生まれた。DeNA・武居スカウトは「パンチ力がある」と評価した。
中日・正津スカウトは「インパクトで強くたたける。打球が伸びるね」と評価した。
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