立命館大・東克樹投手が3安打13奪三振で完封勝利

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関西学生リーグでは立命館大のドラフト1位候補・東克樹投手が、関西学院大を3安打13奪三振で完封し、貫禄を見せつけた。

貫禄

愛工大名電出身で、立命館大に進むと1年生の春からリーグ戦に出場し、1年秋には防御率1位の0.39を記録した。そして3年春の京大戦でノーヒットノーランを達成すると、今年春の関大戦でも2度目のノーヒットノーランを達成した。

170cmと小柄ながら最速は152キロを記録し、ストレートのキレも十分。侍ジャパン大学代表でもユニバーシアードではメキシコ戦で8回2失点(自責点0)、準決勝の韓国戦では8回11奪三振で無失点に抑え、防御率は0.00で金メダルの獲得にエースとして貢献した。

そして帰国後すぐに登板した秋のリーグ戦・近大戦でも、9回を6安打13奪三振で1失点(自責点0)の好投を見せ、この日も3安打13奪三振で無四球で完封勝利を挙げた。

ドラフト1位候補

東投手には9月3日の近大戦に10球団16人のスカウトが視察に訪れ、左腕投手の獲得を狙う阪神は2人体制で視察をした。阪神の熊野スカウトは「直球はもちろん、変化球のキレも制球もいい。全体的なレベルが高い。2度もノーヒットノーランをやっているし、そういう星の下に生まれているんじゃないかな。」と総合的に高く評価し、「上位指名候補になるでしょう」と話した。

即戦力左腕投手として、JR東日本の田嶋大樹投手、明治大の斉藤大将投手などと共に高く評価され、上位指名は確実。東北楽天や阪神など、左腕投手の獲得を狙うチームにとっては欲しい投手になる。

プロでもさらに成長をしていきそうな左腕投手で、1年目から活躍が期待される。

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
2017年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

成長続ける東、152キロ左腕 デイリースポーツ紙面 2017/9/19
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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