中大・鍬原拓也投手に日米12球団、阪神・西武が6人態勢で視察

中央大, 鍬原拓也

中央大のドラフト上位候補・鍬原拓也投手が先発し、7回4安打9奪三振1失点で2勝目を挙げた。この日は国内11球団、日米合わせて12球団のスカウトが視察し、阪神、西武は6人態勢で視察した。

150キロ記録、4者連続三振も

鍬原拓也投手はこの日、「この秋で内容的には一番悪かった。制球にしても、精度もいつもと違った。」と話した。しかし球速は150キロを記録し、7回は「次の試合も考えて直球でいった」と真っすぐ勝負で三者三振、球速は147キロ、147キロ、146キロと常時140キロ後半を記録した。6回から4者連続奪三振を記録しこの回でお役御免となり、7回を投げて4安打9奪三振1失点で今季2勝目を挙げた。

「でも試合を作れたことは1つの収穫です」と試合後に話した。7回はストレートに力を込めて三振を奪いに行ったが、それまでは「秋で一番悪かった」と調子が悪い事から、チェンジアップやシンカー、そしてカーブなども織り交ぜ、相手バッターを見て投球をした。

11球団スカウト絶賛

この日は11球団のスカウトが視察に訪れた。中日・中田スカウト部長は「決め球のシンカーは上でも通用する。1位指名の可能性もある」と話すと、埼玉西武の渡辺SD兼編成部長も、「初めて見たが、ボールに力があるし、まとまっている。担当スカウトの評価も高い。もちろんリストに入っている」と話した。

北海道日本ハム・今成スカウトは「打者を見て大人の投球ができるようになった」と評価すると、巨人の福王東日本統括スカウトも「安心して見てられる。それだけコントロールが良いという事」と評価した。

実戦タイプで150キロの球速だけでなく、コントロールを重視して変化球を織り交ぜるピッチングもできる鍬原投手、この日は阪神と西武が6人態勢で視察し、右の先発の即戦力投手ではトップクラスだろう。ドラフト会議では1位の12人に入ってくる可能性がある。

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中日・中田スカウト部長は「決め球のシンカーは上(プロ)でも通用する。1位指名の可能性もある」。西武の渡辺シニアディレクター兼編成部長は「ボールに力があるし、まとまっている。担当スカウトの評価も高い」と明かした。

6人態勢で訪れた西武の渡辺久信SDは「初めて見たが、球の力もあるし全体的にまとまっている。もちろんリストには入っている」と評価。注目度を増す右腕は「(プロのことは)今は考えずにやっている。負けが続くと最下位もある」と気を引き締めた。

日本ハム・今成スカウトは「打者を見て大人の投球ができるようになった」と評価。鍬原は「悪い中で試合を作れたのは収穫。直球で三振を取れたのは手応えはあった」と頬を緩めた。9月27日のプロ志望届提出後初登板で、6人態勢の阪神など11球団のスカウト陣に力をアピールした。


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