慶大・佐藤宏樹投手が8回4安打11奪三振、スカウト「今の段階でもドラフト候補」

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東京六大学では慶応大が早稲田大に連勝しリーグ優勝を果たした。1年生の佐藤宏樹投手が先発し、148キロの速球で8回4安打2失点の好投を見せた。慶応大・岩見雅紀選手はリーグ通算21本塁打で終わったが優勝に歓喜の涙。

スカウト絶賛

佐藤宏樹投手は大館鳳鳴出身の左腕投手で、高校2年生秋には秋田大会で2試合連続完封して注目された。3年夏は初戦となる2回戦で敗退、佐藤投手は先発せず、先発投手が1点を失うと2回から投げ7回3安打1失点と好投したが味方打線が完封され涙を飲んでいた。

早稲田大に進学するとこの早慶戦では1回戦で7回から登板し3イニングをパーフェクト6奪三振、そして2回戦のこの日は先発し、8回4安打11奪三振で2失点で勝利した。今季は3勝0敗、防御率は1.03となりリーグ1位を記録、慶応大の7季ぶりの優勝に大きく貢献した。

最速148キロの速球とカーブを投げる左腕に、視察したプロのスカウト陣からも「今の段階でもドラフト候補」と評価されている。2020年のドラフト注目左腕となりそうだ。

岩見選手はリーグ通算21本で打ち止め、優勝に涙

7季ぶりに優勝した慶応大、4番を打った岩見雅紀選手の187cm110kgの巨体がなんとか宙に舞った。この日は2打席目まで2三振に倒れていたが、6回に四球で出塁すると、続く清水選手の3ベースヒットでホームまで激走した。

今季は5試合連続ホームランなど7本塁打を放った。打率は.279でヒット12本中7本がホームランという感じだったが。四死球も12を選びトップとなった。次のバッターにつなげる4番の仕事だった。

胴上げされて涙を見せた岩見選手、「優勝しても泣かないと思っていたけど。勝って泣いたのは小学生のとき以来。限界でした」と話した。

東京六大学はこれで終わり、リーグ通算本塁打は21本でストップした。23本の高橋由伸選手、22本の田淵幸一選手にあと一歩というところだった。その二人はプロでも歴史に残るスラッガーとして活躍を見せている。東北楽天にドラフト2位で指名され、球界の主砲としての期待が高まる。

慶応義塾大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

秋田・大館鳳鳴出身で、最速148キロの直球と鋭いカーブが武器。プロのスカウト陣から「今の段階でもドラフト候補」と高評価を受けた左腕は「優勝に貢献できて良かった」と初々しかった。

楽天にドラフト2位指名された岩見雅紀左翼手(4年)は、1安打1四球で涙の胴上げ。リーグ史上3位の通算21本塁打のまま、先輩・高橋由伸(現巨人監督)の最多23発にはあと2本届かなかったが、明治神宮大会(11月10日開幕)で悲願の日本一を目指す。

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