龍谷大、元銀行支店長が監督に就任

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龍谷大は、同大学OBの杉森実氏が監督に就任することを発表した。杉森氏は大和銀行でプレーした後、コーチを経験し、野球部が廃部になった後は銀行の支店長を務めるなど活躍をした。

龍谷大監督

杉森監督は上宮高校から龍谷大に進み、セカンドで3度のベストナインを受賞し、リーグでは102安打を記録している名選手で、4年時は主将を務めた。その後、社会人野球の大和銀行に進み選手としてプレーした後、コーチとして1年間指導をしている。

しかし野球部が廃部となると銀行員として働き、大和銀行は合併してりそな銀行となると、支店長を務めるなど銀行員としても実績を残した。杉森監督は、「技術指導も大切だけど、選手にやる気を出させて、同じ方向に向かせることが大切だと思う。指導のブランクはあるけど、銀行員として長く経験させてもらっているので、まずは物事の考え方として何が大切か教え込んでいきたい」と話している。

龍谷大野球部は関西六大学リーグで通算29度の優勝を誇る王者だったが、近年は大商大などが躍進し、2017年春は最下位、秋は5位と低迷をした。昨年末で監督を務めていた元ヤクルトの山本樹氏が退任をした。

元プロから元銀行支店長へ、「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。野球もその積み重ねが結果につながっていく」と話す杉森監督の手腕に注目したい。

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野球指導歴は大和銀行のコーチとしての1年だけだが、銀行マンとしての約30年間で学んだことや、支店長としての経験を生かすつもりだ。「技術指導も大切だけど、選手にやる気を出させて、同じ方向に向かせることが大切だと思う。指導のブランクはあるけど、銀行員として長く経験させてもらっているので、まずは物事の考え方として何が大切か教え込んでいきたい」と意気込んだ。

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