日体大、149キロ・吉田大喜投手、151キロ右腕・北山比呂投手など登板

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

昨年秋の王者・日体大は、慶応大と練習試合を行い、149キロ右腕の新3年生・吉田大喜投手や、最速151キロの同じく新3年生・北山比呂投手などが登板し、東妻投手、松本投手以外の投手陣も充実をしている。

来年も日体大に注目

今年はエースの松本航投手、152キロの東妻勇輔投手と、二人のドラフト1位級投手をそろえるが、来年も日体大には注目投手が目白押しだ。

この日は慶応大とのオープン戦で、新3年生投手が登板した。先発は149キロ右腕の吉田大喜投手、大冠高校出身の投手で最速は149キロを記録する。この日は最速147キロを記録したものの、3回1/3を投げて7安打4失点と課題を見せた。しかし3つの三振を奪い、球の威力を見せていた。

続いて登板したのは春田優成投手、波佐見高校出身の左腕投手で、1年時よりリリーフなどで登板をしている。この日は、2回2/3を1安打2奪三振で無失点に抑える好投を見せた。

そして最後に登板したのは151キロ右腕の北山比呂投手、横浜高校出身の速球派投手で、この日は3回を投げて最速147キロを記録、2安打5奪三振1失点と好投を見せた。古城隆利監督は「3年生になる吉田、春田、北山にいい経験になったと思う」と話した。

辻コーチの手腕

前日の明治大との練習試合では、エースの松本投手、東妻投手が好投し、明治大・善波監督も「日本一になるためには、松本君や東妻君を打てるように練習していくしかない」と舌を巻いていたが、この日の慶応大・大久保監督も「140キロ台後半の投手がどんどんくるので、こちらも思い切り振っていかせた。」と、日体大の投手陣に手ごわさを感じていた。

日体大には、元中日ドラゴンズの辻孟彦氏が2015年から投手コーチとして指導に当たっている。辻コーチは日体大時代に22勝を挙げ、4年春には14試合中13試合に登板し、1シーズン10勝を挙げた。東海大の菅野智之投手にも勝っている。そして2011年のドラフト4位で中日に指名された。

プロでは3年間の現役生活で終わったものの、2015年に日体大の投手コーチに就任すると、その手腕を発揮している。素質の良い投手が入学するチームではあるものの、これだけ各投手が球速を伸ばし、結果を見せているのは辻コーチの手腕に寄るところも大きいだろう。

今年のドラフト会議は日体大に注目が集まるのは間違いない。そして来年も日体大から目が離せなさそうだ。

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日体大は、二回に暴投で先制点を奪い、三回には5番・エドポロ外野手(新3年)の左越え2点二塁打などで3点を加え、四、六回にも加点。先発の最速149キロ右腕・吉田大喜投手(新3年)がこの日最速147キロの直球を中心に3回1/3を7安打1四球3三振4失点、左腕・春田優成投手(同)が2回2/3を1安打2三振無失点、最速151キロの右腕・北山比呂投手(同)がこの日最速147キロの直球中心に3回2安打5三振1失点の継投で抑え切った。

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