亜大・頓宮裕真選手が3本目ホームラン、横浜DeNAスカウトが「雰囲気ある」

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亜細亜大で1戦目に2打席連続ホームランを放ち、プロのスカウトから高い評価を受けた頓宮裕真選手が、この日の中央大との3戦目でもホームランを放ち、最初のカードで3本塁打とした。亜細亜大は中央大に勝利し勝ち点を獲得した。

3本塁打

頓宮裕真選手はこの日、4番ファーストで出場すると、0-1となった4回にホームランを放った。相手は1回戦で2本のホームランを放った149キロ右腕の伊藤優輔投手だった。

甘く入ったストレートを逃さずに振りぬくと、打球はリーグ戦では初となる逆方向へのホームラン、詰まりながらだがライトスタンドに届いた。「風に乗ってくれた。いいピッチャーから打てて良かった」と話した。

この日視察した、横浜DeNAの河原スカウトは「打席での雰囲気があるね」と評価、右の大砲として高い評価をしている。ホームランバッタータイプの選手としては、今年のドラフト候補の中で、高校生・社会人を含めてもトップクラスと言えそうで、昨年の慶大・岩見雅紀選手のように注目される。春に5本以上、秋にはさらにホームランを打てば、ドラフト2位以内で消える選手となりそうだ。

捕手としては、2戦では途中からマスクをかぶったものの、他の選手に正捕手を明け渡している。それでも、打てる捕手として注目している球団も多いだろう。福岡ソフトバンクは捕手として、また、デスパイネ選手タイプの選手の右の大砲として注目しているはずだ。

伊藤投手好投も

中央大は1戦目で4回途中で11失点し、監督から「エースなんだからしっかり投げてほしい」と言われていた伊藤優輔投手が、この日は先発して8回まで4安打7奪三振、四死球は5つとまだ多かったが、頓宮選手のホームランの1失点のみに抑える投球を見せた。

エースとしての意地が見えた。清水監督も「伊藤は良く投げた」と話した。最速149キロを投げるエース、まだムラがあり制球の課題もあるが、楽しみな投手。

2018年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

また伊藤撃ち スポーツ報知紙面 2018/4/21

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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