甲斐野央投手は156キロ無失点リリーフ4奪三振、千葉ロッテスカウト「プロを抑えられる」

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東洋大の甲斐野央投手は、この日もリリーフで登板し2回を無失点、4つの三振を奪った。視察したスカウトからは「プロも抑えられる」と絶賛された。

156キロ

8回から登板した甲斐野央投手は、日刊スポーツでは最速154キロ、スポニチでは最速156キロを記録したと報じられており、この日も150キロ中盤の速球を投げると、2回を1安打4奪三振で無失点に抑え、5-5の引き分けに持ち込んだ。

変化球の多い投球ではあるものの、持っている力は大学生投手の中でもずば抜けている。視察した千葉ロッテの永野チーフスカウトは「腕が振れていた。投げたいところに球が行けば、プロを抑えられる力は十分ある」と評価し、現時点でもプロで活躍できると評価した。

5-5でのマウンドに甲斐野投手は「負けなかったので良かった。投げてる方はドキドキですけどね」と笑顔を見せた。

エースの梅津晃大投手はまだ投げられるまでの状態ではないようで、3回戦も上茶谷大河投手の先発と共に、甲斐野投手の連投が頼りとなりそうだ。天候の状況で延期があるかもしれないが。

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引き分けが決まると、甲斐野は悔しそうな表情を浮かべながらも「無失点でいけたし、負けなくて良かった」と切り替えた。同点の8回から登板。自己最速にあと1キロと迫る156キロを主体に、2回を4奪三振で1安打零封した。負傷離脱中の梅津について杉本泰彦監督は「復帰にはもう少しかかる」と説明。主戦級の一角を欠く中、甲斐野は「3回戦も頑張りたい」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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