日本経済大の146キロ右腕・東野葵投手が、ここまで5勝負けなしの九共大を相手に5回1安打5奪三振で無失点の好投を見せた。プロ志望届を提出する意思も明らかにした。
181cm、146キロ左腕
日本経済大の東野葵投手は、福岡第一高校で1年時に140キロを記録して注目された左腕投手で、181cmから現在では146キロの速球を投げる。今年春には九産大を相手に2失点完投勝利をして力を見せプロも注目をする。
秋季福岡六大学リーグは、九州共立大がここまで5勝0敗と無敗で勝ち進んでいたが、この日は日経大の東野葵投手が抑えた。カーブ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を投げて九共大打線を翻弄し、5回をわずか1安打に抑えて5つの三振を奪い無失点、チームも2-0で勝利した。
東野投手は7月に左ひじ炎症のために1週間ノースロー調整となった。この日も昨年秋に146キロを記録したほどの球威はなかったが、「球速でなくキレで抑えられる投手になりたい」と、跳躍トレーニングや走り込みで体を鍛えてこの秋に臨んでいた。
東野投手はプロ志望届を提出する予定で、ドラフト会議での指名が注目される。
コメント