152キロ左腕・八戸学院大の高橋優貴投手が、多和田投手を抜く301奪三振

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152キロの速球を投げる左腕投手、八戸学院大の高橋優貴投手が、リーグ奪三振を301個とし、多和田真三郎投手の299個を抜いてリーグ新記録を樹立した。

すでにプロ志望届提出

この日の岩手大戦で先発した高橋優貴投手は、4回無失点と好投し、4つの三振を奪った。これでリーグ通算301奪三振とし、多和田真三郎投手(2015年西武ドラフト1位)が記録していた299奪三振のリーグ記録を更新した。

高橋投手は「1年春から先輩たちの中で投げさせてもらって、負けた試合も多かった。この結果は自分だけのものじゃない。」と話し、「達成した時に拍手ももらって、みんなに支えられている感謝を、あらためて感じました」と感謝の気持ちを話した。

高橋投手が入学した2015年、4年生だった多和田投手ライバル・富士大にいた。「1年生の時に一緒に投げさせてもらって、こういう人がプロに行くんだろうなと思った。目標にできる人が目の前にいて、その人の記録を塗り替えたことは、4年間頑張り抜いた成果が出たと思う」と話した。

高橋投手はすでにプロ志望届を提出している。最速152キロの速球を投げ、左腕投手として注目されるものの、今シーズンは期待にこたえられない投球もあり、評価を大きく高めることはできなかった。素質を高く評価される選手だが、その中でこのリーグ記録樹立は素晴らしいと思う。

チームは7勝3敗でリーグ2位、富士大は越えられなかったが、10月27日からは明治神宮大会出場かけた東北地区大学野球選手権がに出場し、初戦で東日本国際大と対戦する。ドラフト直後のその日、指名をされた高橋投手が登板することになるか注目される。

2018年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

現在、西武で活躍する多和田真三郎(25=富士大)の299奪三振を更新した高橋は「1年春から先輩たちの中で投げさせてもらって、負けた試合も多かった。この結果は自分だけのものじゃない。達成した時に拍手ももらって、みんなに支えられている感謝を、あらためて感じました」。プロ志望届もすでに提出し、多和田の背中も追う。「1年生の時に一緒に投げさせてもらって、こういう人がプロに行くんだろうなと思った。目標にできる人が目の前にいて、その人の記録を塗り替えたことは、4年間頑張り抜いた成果が出たと思う」と充実感に満ちていた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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