富士大の149キロ左腕・鈴木翔天投手が復活投球、11球団視察

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富士大の149キロ左腕・鈴木翔天投手が、慶応大とのオープン戦で6回2失点の好投を見せた。この試合には11球団が視察し、オリックスが高い評価を示した。

即戦力左腕

富士大の鈴木翔天投手は、最速149キロの速球を投げる左腕投手で、昨年秋のリーグ戦で完全試合を達成するなど、高い評価で今年を迎えた。しかし、今シーズンは春に左ひじを痛めて本調子ではなく、この秋も8月26日の開幕カード2戦目で登板してからは登板が無かった。

この日の慶応大とのオープン戦では先発すると、序盤は変化球が決まらず、2回には暴投で2点を失うなど苦しんだ。しかし、3回からは吹っ切れてストレートを中心に投げ込み、6回までの4イニングを無失点に抑えた。被安打はわずかに2本のみ、「腕が振れていた」と話し、「真っすぐのキレはよくなってきている」と、7,8割の状態まで回復していると話した。

この試合には阪神、オリックスなど11球団のスカウトが視察し、即戦力左腕を見守った。オリックスの古屋編成副部長は「素材はいいものがある」と話した。

今年のドラフト候補は当初より社会人に注目選手が少なく、即戦力左腕投手として期待されていたのが、八戸学院大の152キロ左腕・高橋優貴投手、そしてこの鈴木翔天投手だった。高校生からも左腕投手で注目される選手が少なく期待が集まったものの、今年は二人とも不調だった。

プロ球団は左腕投手を求めている球団は多く、ドラフトでも優先度は高くなる。オリックスも昨年、田嶋大樹投手を獲得したものの、左腕の層は厚くしたい。すでにプロ志望届を提出している高橋投手、鈴木投手は、球団によって評価が大きく割れそうだが、指名を検討している球団の中では高い順位で指名されるのではないかと思う。

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二回に暴投で2点を失ったが、「腕が振れていた」と六回にマウンドを降りるまで被安打はわずか2本のみに封じた。今春に痛めた左ヒジも7、8割まで状態は回復。「真っすぐのキレはよくなってきている」と手応えをつかんだ。

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