東京六大学フレッシュリーグ、将来が楽しみな選手たち

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東京六大学のフレッシュリーグは、早稲田大が優勝して幕を閉じた。来年以降が楽しみな選手が活躍を見せた。

法政大

まず最も注目を集めたのは法政大の鈴木昭汰投手だろう。明治大戦での7回ノーヒットノーランを記録し、この日の早稲田大との決勝戦でも、3回に3点を失ったものの、9回を投げて4安打13奪三振1失点で完投した。法政大は明治神宮大会に出場するが、そこでも1年生の三浦銀二投手とともに先発をしてもおかしくない。常総学院時代に1年生からエースとして登板した実力が開花し、来年からはエース格ととして登板しそうだ。中京大中京出身の2年・佐藤勇基選手はショートで良い動きを見せ、打撃でも力をつけ始めた。同じく中京大中京出身の1年・諸橋駿選手は慶大戦で3打数3安打、3ランホームランを放ちパンチ力を見せた。

法政大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

早稲田大

早稲田大は、早大学院で145キロの速球を投げて注目された柴田迅投手がこの日先発し、7回6安打5奪三振無失点の粘りの投球を見せた。そして8回からはリーグ戦でもリリーフで活躍している2m左腕の今西拓弥投手が登板し、2回1安打5奪三振無失点の投球で貫録を見せた。早稲田佐賀出身の大型左腕1年・森田直哉投手も楽しみな投球を見せた。昨年注目された鈴木萌斗選手が3番センターで出場もこの日はノーヒットだったが、立教大戦では2安打3打点を記録した。

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慶応義塾大

慶応大は履正社出身の1年生・若林将平選手が4番で登場もこの日はノーヒット、3番を打った大阪桐蔭出身1年の福井章吾選手はサードとして出場し、3打数2安打、先生タイムリー2ベースヒットを打っている。捕手は高松商出身の2年の植田響介選手、3年生に郡司裕也選手がいるため、リーグ戦でもなかなか機会はないが実力の高い捕手だ。他にも183cm90kgの大型捕手・鶴岡嵩大選手はファーストで出場し法大戦で3ランホームランを放った。1番の橋本典之選手も巧みな打撃のリードオフマンで、松本遼太郎投手も球威があり三振を奪える楽しみな投手。

慶応義塾大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

立教大

立教大は智弁学園出身の1年・太田英毅選手が4番で登場しこの日は3打数1安打、早稲田戦では4打数2安打1打点、東大戦でも3ベースヒットなど2打数1安打2打点と貫禄を見せている。投手陣はパッとした投球を見せられず課題が残った。

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

明治大

明治大は横浜高出身の2年・公家響選手が4番を打ちこの日の東大戦は4打数3安打、また投手では小諸商出身の145キロ右腕、1年・高橋聖人投手が5回をノーヒット7奪三振で無失点、またリリーフでは鳴門出身の146キロ右腕、2年生の中山晶量投手が3回2安打4奪三振、自責点0の投球を見せた。中山投手は初日の慶大戦でも6回7安打1失点と粘りの投球を見せており、来年は先発候補に入ってくるかもしれない。また遊学館出身の2年生でショートを守る藤原遼選手が守備で素晴らしい動きをしており、植田理久都選手も慶大戦で、兄がリードする投手からホームランを放った。

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東京大

東京大は注目される選手は見つからなかった。

東京大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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