上武大の149キロ右腕・西村雅暉投手が始動、「プロに行きたい」

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部員157人の上武大が始動、今年は149キロの速球を投げる西村雅暉投手がドラフト候補で、プロ入りへの意気込みを見せる。

184cmから149キロ

西村雅暉投手は184cmの体があり、熊本国府高校ではスラッガーとして注目をされると、大学では投手として1年生で148キロを記録し注目を集めた。2年生で出場した大学野球選手権では、リリーフで登板し常時145キロ前後のストレートを見せ2回4奪三振の好投を見せている。

しかし、3年生だった昨年は力を見せられなかった。西村投手は「最後の年。がむしゃらにやる」と話し、「プロに行きたい。今年こそ日本一になる」と意気込みを見せた。

上武大は部員157人の大所帯で、まずはその中からベンチ入りし試合に出場することが大変だ。1学年下の2年生・吉野光樹投手が昨年春に3勝、秋には6勝を挙げるなどエースとしての力を見せており、西村投手にとってライバルとなる。その吉野投手も145キロの速球を投げる来年のドラフト候補で、「今年は絶対に神宮で投げられるようにしたい。グラウンドではみんながライバルと谷口監督からいわれているので、自分が投げていくイメージでいく」とマウンドを譲る気持ちはない。

チームでは昨年冬に行われた大学日本代表候補合宿に、古川裕大捕手も選ばれている。古川選手はセカンドまでのスローイングが1.8秒台を記録し、U15代表時代から強肩捕手と注目されている。しかし合宿では1.7秒台を記録する東海大の海野隆司捕手のスローイングなどを目の当たりにして、「高いレベルを見させてもらって、これからどんどんやっていかないといけないと思った。打てる捕手として、大学選手権に出られるようにリーグ戦からがんばりたい」と、打撃も磨いていくことを誓った。

上武大からは一昨年のドラフトで島田海吏選手と石井将希投手が阪神に指名されたが、昨年は吉田高彰捕手や寺沢星耶投手などプロも注目し、全国大会でも活躍を見せた選手でもプロ入りすることは出来なかったし、エースとして君臨した宮川哲投手がプロ入りできなかったのも西村投手は見ている。プロの壁の高さを乗り越えるため、今年は日本一を目指す。

上武大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
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熊本国府出身で1メートル84の長身を誇る。2年春の全日本大学選手権で好投しブレークも、昨年は不振。チームも春秋と全国大会出場を逃した。強気の投球と制球力が大きな武器。「プロに行きたい。今年こそ日本一になる」と力強く語った。

昨秋、松山で行われた大学日本代表候補合宿に参加した古川裕大捕手(2年)は、捕ってから二塁までの送球が1・8秒台。「合宿で、スローイングのすごい海野さん(東海大)をはじめ、高いレベルを見させてもらって、これからどんどんやっていかないといけないと思った。“打てる捕手”として、大学選手権に出られるようにリーグ戦からがんばりたい」と『JAPAN』入りを視野に入れ、厳しさで鳴る上武大から、33度目のリーグ優勝、そして日本一を目指す意欲を示した。

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