中大1年・森下翔太選手が大学1号ホームラン、勝ち点挙げる3ラン

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東都リーグでは前日に延長14回引き分けで迎えた亜細亜大vs中央大の4回戦が行われ、中央大の1年生・森下翔太選手の3ランホームランを放ち、中央大が勝ち点を挙げた。

高校通算57本塁打

森下翔太選手はこの日、1点を追う6回、1アウト1,2塁のチャンスで打席が回ってくると、レフトスタンドに逆転の3ランホームランを放った。「イメージできました。スライダー中心は分かってました」とスライダーを狙って高い放物線でスタンドへと運んだ。「高校時代もチャンスで回ることが多かった。チャンスで1本出すと誓ってきました。リーグ戦で出せてよかったです」とチャンスでの経験の豊富と強さを話した。

森下選手は東海大相模で高校通算57本塁打を放ち、昨年のドラフト注目選手の一人だった。しかし昨年春のセンバツで思うような成績を残せなかったりで、夏前には大学に進学することを決めていた。しかし、夏の神奈川大会では特大のホームランを放つと惜しむ声も少なくなかった。

そして中央大に入学すると開幕戦で6番ライトで出場し大学初安打を記録する。その後、5番に昇格するとこの日まで打率.282も2ベースヒット4本、打点8を挙げ、スラッガーの素質を見せていた。そしてこの日、大学1号となるホームランを放った。

中央大は昨年に春・秋ともに最下位となり、入れ替え戦を戦っていた。そこに入る事について森下選手は、「自分が入って勝たせるんだという強い気持ちがありました。」と話した。この日の勝利で最下位がなくなり、優勝の可能性を残した。清水監督は「牧が核になっていたが、森下が層を厚くして結果を出してくれた」と話し、4番でこの日3安打を打った牧秀悟選手とともに優勝争いのキーマンとした。

「今まで甘い球をミスショットしたのも多かったので、それを減らしていきたい。この調子で打っていきたい」と話した森下選手、中央大が優勝するには、国学院大戦で2連勝し、未消化となっている立正大との3回戦で勝利し、しかも東洋大が亜細亜大に2連敗するというかなり厳しい状況だが、森下選手の2号、3号ホームランでその可能性を高めてくれるかもしれない。

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思いが実った。森下は「高校時代もチャンスで回ることが多かった。チャンスで1本出すと誓ってきました。リーグ戦で出せてよかったです」と、笑顔で逆転3ランを振り返った。

神奈川・東海大相模高で通算57本塁打を放った右打ちの大砲は、笑顔を見せた。同高の門馬監督が「中堅から右の打球は大田(OBで現日本ハム)より飛ばす」と評すほどで、プロにも注目されていたが、進学。春季リーグ開幕戦からスタメンで出場を続け、ついに大学1号が生まれた。

中大の1年生・森下が大仕事だ。1点を追う6回に左越え逆転3ラン。11試合目にして待望のリーグ戦1号が決勝弾となり「ホームランを打って勝てたのがうれしい」と喜んだ。

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