北翔大・本前郁也投手にDeNAなど6球団視察

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北翔大の148キロ左腕・本前郁也投手が秋季リーグ戦の開幕戦に登板し、延長11回を投げて7安打2失点で完投勝利した。この試合には横浜DeNAなど6球団のスカウトが視察に訪れた。

いいものがあった

春に2位となった札幌大と開幕試合で対戦する北翔大は、エースの本前郁也投手がマウンドに立った。173cmと上背はないものの、最速148キロの速球の球威のある左腕投手として注目されており、この日も6球団のスカウトが視察に訪れていた。

序盤は2回に2失点するなど「40点」と話す投球だった。本前投手は春のリーグ戦後に体力強化を行ったが、「上半身と下半身のバランスがうまくいかなかった」と話し、7月上旬に行った北海道瓦斯とのオープン戦で3回3失点と結果が出ず、その後、実戦から離れてフォームの修正を行うなっていた。この日も、完璧にはアジャストできていない状態だった。

しかし3回以降は無失点に抑えていくと、延長11回まで147球を投げて7安打2失点。チームもサヨナラで勝利し、「立て直せた後半は75点ぐらい。調子が悪い中で勝てたことはプラスにとらえたい」と話し、フォームを修正しながら後半に調子を上げた。

横浜DeNAは吉田スカウト部長が足を運び視察をしたが、「万全ではないようだったが、直球のキレは、いいものがあった」と評価した。

本前投手は、「チームの優勝、そして最低限、個人タイトルも取る。」と話し、「大学生相手に打たれていたら上では通用しない。結果や内容次第で、プロ志望届を出すか考えたい」とこの秋のリーグ戦の結果次第で、プロ志望届を提出するかを決めるという。

良い結果となって、プロ志望届を提出してほしい。

2019年度-札幌学生リーグのドラフト候補リスト
2019年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

試合を視察したDeNAの吉田孝司スカウト部長(73)は「万全ではないようだったが、直球のキレは、いいものがあった」と話した。
春は開幕4連勝から、終盤に失速し4位に終わった。最後の秋は、チームとしても個人としても形を残す。「チームの優勝、そして最低限、個人タイトルも取る。大学生相手に打たれていたら上では通用しない。結果や内容次第で、プロ志望届を出すか考えたい」。

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