近畿学生リーグ2部でプレーする大阪大谷大の150キロ右腕・米田知弘投手に、巨人、阪神、中日など6球団7人のスカウトが視察をした。
馬力がある
米田知弘投手は和歌山の橋本高校出身で、高校時代は捕手や外野手でもプレーして強肩を見せていた。大学で最速150キロを記録するものの、「シーズンを通して投げ切れたのが、1年の春と秋ぐらい」と話すように肘、肩の故障が続き、今年も春のリーグ戦では終盤に復帰登板をしていた。
「最後はしっかりと投げ切って終わりたいなと思います」と話す大学最後の秋季リーグ、初戦となった大阪大戦に先発した米田投手は、最速145キロの速球を軸に安定した投球を見せ、7回3安打7奪三振1失点に抑え、2部通算で18勝目を挙げた。
この150キロ右腕にはプロのスカウトも注目しており、この日も巨人、阪神、中日など6球団7人のスカウトが視察に訪れた。視察した中日の中田アマスカウトアドバイザーは「馬力がある。素材として面白い選手」と評価した。
米田投手は卒業後について、「上を目指していきたい気持ちはあります」と話し、注目される中でプロ入りについても考えている。故障がちながらも、2部ではあるが18勝を挙げている最速150キロ右腕、ドラフト会議での指名が注目される。
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この日は最速で145キロを記録。116球で安定感のある投球を披露した。肘や肩の故障もあり、今年も春季リーグ戦終盤に復帰したが、伸びしろは十分だ。中日・中田アマスカウトアドバイザーは「馬力がある。素材として面白い選手」と評価。米田は「上を目指していきたい気持ちはあります」と力を込めていた。
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