中大、東洋大も3勝、来年ドラフト候補が活躍見せる

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東都大学リーグでは、中央大が開幕から3連勝、東洋大と国学院大も3勝目を挙げた。来年のドラフト候補の活躍が見られた。

中央大3連勝

2000年の春以来優勝をしていない中央大が3連勝と調子が良い。この日は先発の2年生・植田健人投手がつかまり4回途中で6安打を許したものの、失点は1と粘りを見せる。するとリリーフした同じ2年生の後藤茂基投手が5回1/3を3安打5奪三振無失点に抑えた。清水監督は「よくしのいでくれた。植田、後藤が春から試合を作れるようになってきた」と話した。

3回に先制されたものの、打線にも粘りがある。4回、先頭バッターは来年のドラフト注目の俊足・五十幡亮汰選手。鋭くバットを振ると打球は左中間に飛ぶ。「あわよくばホームも、と思っています」と話しランニングホームランも狙ったという足で、3ベースヒットとした。続くバッターの犠牲フライでホームインし、先制された後にすぐに追いついた。

五十幡選手は、「外野の正面からちょっと左右なら二塁を狙いますし、あの打球なら三塁は行けます。確信してました。」と話した。五十幡選手は中学時代に100m、200mで優勝した俊足が注目されるが、強肩も際立つ選手で、この日も外野からの送球で失点を阻止するなど、攻守にチームの勝利に貢献した。

東洋大も負けず

また、春の覇者・東洋大は3年生エースで大学代表にも選ばれた村上頌樹投手が、8回まで無失点、9回4安打11奪三振1失点という好投を見せた。この日は同じく大学代表に選ばれていた3年生の亜細亜大・内間拓馬投手が先発だったが、圧倒的に勝利をした。

村上投手は春に6勝を挙げてMVPを獲得しており、この秋も開幕の立正大戦で9回5安打12奪三振無四球で完封勝利を挙げていた。それでも開幕戦はストレートの伸びが良くないと自己分析し、まだ本調子でないと話していた。

この日は13日の立正大3回戦で登板してから中3日での先発だったものの、「指にかかって、ファウルを打たせることができた。良い感じに戻ってきていると思います」と話し、球の質についても徐々に納得のいく球が投げられてきている。

上背はないものの、すでに大学でもトップクラスの球を投げており、来年のドラフト上位候補として注目されそうだ。

中央大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
東洋大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

打線は散発4安打に抑えられたが、五十幡亮汰外野手(3年=佐野日大)の足が際立った。1-0で迎えた4回先頭、左中間への当たりで一気に三塁を陥れた。「外野の正面から、ちょっと左右なら、二塁を狙いますし、あの打球なら三塁は行けます。確信してました。あわよくばホームも、と思っています」と、手動計測で50メートル5秒6の足を見せつけた。

スライダーにキレがあった。11三振を奪ったが、空振りが7つ。大半が低めに制御したスライダーを振らせたものだった。開幕週ではいまひとつだった直球も伸びがあった。「指にかかって、ファウルを打たせることができた。良い感じに戻ってきていると思います」と手応えを口にした。

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