城西国際大の146キロ右腕・中島隼也投手が182球完投、慶大・郡司選手の後輩

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城西国際大は3年生エースで146キロの速球を投げ、来年のドラフト候補の中島隼也投手が先発し、186球完投して広島経済大に勝利した。

186球

中島隼也投手は城西国際大のエースで最速146キロの速球を投げ、今年夏の大学野球選手権では福岡大戦で2失点完投勝利を挙げ、ベスト8入りに貢献した。高速チェンジアップが武器の投手。

この日の広島経済大線では7安打に5四死球を与えるなど9回まで186球を投げたものの、終盤でも140キロ台を連発し、7奪三振で3失点で粘りのピッチングを見せた。「調子はそんなに良くなかったが、粘り強く、今まで一番長く投げることができた。低めのボール球で空振りが取れたことは自信になった」と話した。

「球数は多すぎた」と話したが「配球、制球、すべてにおいて勉強になった。修正することを学んだ」と大きな経験になったと話す。今年の夏から秋は千葉県を台風が何度も襲い、練習が不可能になる日もあった。しかし、「自分たちが頑張っている姿を千葉県の人にも見せられたら」と話した。

先輩と対戦

今日は慶応大と対戦する。中日にドラフト4位で指名された慶応大の4番捕手・郡司裕也選手は、市原ちはら台南中学校、千葉市シニア、そして仙台育英で1つ上の先輩で、この日も試合後に入れ替わりでグラウンドに入ってきた郡司選手から、「ナイスピッチ、高速チェンジアッパー」と声をかけられたという。

「明日は中継ぎだろうけど対戦したら抑えたい」と話し、先輩との対戦に意気込みを見せた。夏は福岡大の完投後の東海大北海道戦ではリリーフで登板し2回1/3で6失点をしている。慶応大を相手に好投をして来年のプロ入りに向けて弾みを付けたい。

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7奪三振7安打5四球3失点の内容には「愉快だな~」という感情には、ほど遠かった。終盤に140キロ超えを連発したが「配球、制球、すべてにおいて勉強になった。修正することを学んだ」と“宿題”も多い。今春の全日本選手権以降は、体重を5キロ以上増加、球速は最速146キロまで伸ばした。次は、球速差が少ないチェンジアップを生かした投球をするつもりだ。

「郡司さんとは中学(千葉・市原ちはら台南中)、高校(仙台育英)とも一緒でバッテリーを組みました。開会式でも“高速チェンジアッパーの中島じゃん”と言われて」。その決め球で今大会初出場のチームを全国初4強に導いた。「明日は中継ぎだろうけど対戦したら抑えたい」と意気込んだ。

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