明豊の若杉晟汰投手が延長10回120球で力尽きた。
141キロ左腕
若杉晟汰投手は左投げ右打ちの投手、2歳の頃に右手に指をやけどした影響で、細かい動作を左手でやるようになり、今では左から141キロの速球を投げ、カーブ、スライダー、チェンジアップなどを巧みに操る。昨年の秋は1年生ながら47回1/3を投げて51奪三振と抜群の奪三振率を見せていた。
この日は序盤に3点をリードしたものの、3,4,5回に1点ずつを失い、8回に1点リードをしたもののその裏にすぐに追いつかれた。そしてタイブレークで表の攻撃で無失点に抑えられると、裏に1アウト満塁からレフトに犠牲フライを挙げられてサヨナラで敗れた。「8回の1点で抑えきれないところがああいう流れになった」と8回の1失点を悔やんだ。
170cmの左腕投手はこれから冬のトレーニングシーズンに入る。現在141キロの速球を145キロのレンジに上げ、得意の変化球を生かせる投球ができるようになりたい。
明豊・若杉 120球力尽く 西日本スポーツ紙面 2019/11/18
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