慶応大・佐藤宏樹選手がプロ志望を表明、151キロ左腕投手

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慶応大はこの日、今年の練習を納めた。最速151キロの速球を投げる左腕で来年のドラフト1位候補の佐藤宏樹投手が、プロ志望することを表明した。

151キロ左腕

佐藤宏樹投手は大館鳳鳴高校出身の左腕投手で、最速は151キロを記録する。大学1年生秋に衝撃的な投球を見せて3勝を挙げ、リーグ優勝に大きく貢献するピッチングを見せた。特に球の回転数の多さが特徴で、慶応大では次々と好投手が登場しているが、回転数では佐藤投手がスバ抜けた数字を出しており、投手陣の目標とされている。1年秋も26回1/3を投げて42奪三振と高い奪三振率を見せた。

しかしその後、左ひじのじん帯を痛め、治療のために昨年は春に5イニングを投げたのみで秋は登板もできなかった。肘の故障は癒え、今年春は主にリリーフとして短いイニングを投げ、6試合10回1/3を投げ、18奪三振とそのストレートの良さを見せたが、秋は1試合、1回1/3のみの登板に終わっていた。

佐藤投手はそれについて、「投球フォームを見失っていた。」と話す。しかし、「最近になって安定してきたので、投げ込んでフォームを固めたい」と復活への手ごたえを感じている。「オフは真っすぐの質をよくしたい。フォーム固めが第一。そのフォームでいかに腕が振れて、いい真っすぐが投げられるか。」と話した。

そして来年に向けては「来年は4年生。結果を出せるように意識してやっていく」と話し、ドラフト会議に向けてプロ志望をすることも早くの明言した。慶応大は2月18日からロサンゼルスとアリゾナでキャンプを行い、地元の大学チームやダイヤモンドバックスのマイナーと試合が組まれている。佐藤投手は「楽しみです。違う環境でやれるし、力を試せたら」と話した。

練習納め

慶応大はこの日、年内の練習を納めた。慶応大は例年、テスト期間のために2月から全体練習をスタートしていたが、堀井監督が就任した来年は、1月15日に練習を開始する。堀井監督は「課題をどれだけ克服できたかをチェックして、必要なら早めにアドバイスをおくりたい。テスト勉強がピークの時期なので土日を中心に進めていく」と話した。

堀井監督は監督就任後に選手一人一人と面談を行い、チーム練習を見て分析を行った。そして来年のチームについて「来年は佐藤、木沢、関根が中心」と佐藤投手の他に4年生になる154キロ右腕の木澤尚文投手、佐藤投手と同じく1年生の時に活躍を見せたがその後、思うような投球ができていない関根智輝投手の名前を挙げた。3投手を軸に戦っていく。そのためにも佐藤投手、関根投手の復活が鍵となる。

今年秋に日本一となった慶応大、来年はドラフト候補投手を中心に注目される年となる。2月18日~3月5日までのアメリカのキャンプで行われる練習試合でも、これらの投手のニュースが報じられるのではないかと思う。大学野球選手権優勝に向けて力強くスタートをしたい。

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来秋ドラフト上位候補に挙がる151キロ左腕のエース候補・佐藤はプロ志望を表明し、故障からの完全復活に意欲を見せた。「だいぶ安定して投げられるようになってきた。来年は結果を残せるようにしたい」。

堀井哲也新監督は「来年は佐藤、木沢、関根が中心」とエース候補として期待する。佐藤も「結果を出したい」と自覚十分で、米国遠征を成長の糧にするつもりだ。

勝負の1年を前に「オフは真っすぐの質をよくしたい。フォーム固めが第一。そのフォームでいかに腕が振れて、いい真っすぐが投げられるか」と話していた。

来秋のドラフト候補で最速151キロ左腕の佐藤は「来年は4年生。結果を出せるように意識してやっていく」と力強く話した。

例年はテスト期間を考慮して、六大学の中では遅く2月から全体練習をスタートさせていたが、今年は1月15日に集合する。「課題をどれだけ克服できたかをチェックして、必要なら早めにアドバイスをおくりたい。テスト勉強がピークの時期なので土日を中心に進めていく」と堀井監督は話した。

さらに、2月18日から3月5日まで、米国キャンプを実施する。ロサンゼルスとアリゾナの施設で行い、オープン戦も予定している。米国の大学が主な相手だが、都合がつけばダイヤモンドバックスのマイナーと対戦する可能性もある。「(前任の)大久保監督が用意していただいていた。非常にいい経験」と期待を口にした。

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